fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

世界の哲学者に人生相談『満たされない心』*母の日もやっぱりバラだった

2018-05-14 16:26:06 | 娘との関係(時々息子や孫も)
子供の頃、学校のような集団と言うものが嫌いで、本の世界が唯一安らげる場所だったからなのか

本を読むのが単純に好きだったからなのか、理由は分からないけれど

たくさん本を読んだ。

それであーでもないこーでもないと、人の心の中のことを色々と考えてしまうようになってしまった。

表面上は見えないことが本の中にはいっぱい書いてある。

『彼は生真面目な顔をして熱心に話を聞くふりをしていたが、実は心の中は例の心配事の事でいっぱいであった』みたいな

はぁー、人と言うものは顔と心の中は別と言う事があるのだな、とその時それを知るのだ。

単純な例で申し訳ないですが、そんなことでついつい人の心の中を考えてみる癖がついてしまった。

ですので、『ホンマでっかTV』や『世界の哲学者に人生相談』のような番組が大好きだ。


先週の視聴者のお悩みは、〈満たされない心〉


39歳の主婦



あー、分かる本当によく分かる、この年齢になって家事に縛られる割合が減ってそんな風に思う事も無くなりましたが

あの頃は、そうだった。

夫、子供は、朝早くから広い世界である社会へと出て行くのに、私だけどうしてこの狭い家の中で家事に明け暮れなければならないんだろう。

未来が全く見えない、といつも虚しさに悩んでいた。

好きなことをすればいいじゃない、と言われても頭の中にはいつも5人分の雑事や食事のことがあって、子供の野球のユニフォームの膝が破れていたなとか、夕飯の献立は何にしよう?などなど。

時間は細切れ、好きなことをする時間を捻出するのは難しい。


さて、このお悩みに世界の哲学者はどういった言葉を投げかけてくるのでしょう。

今回は老子の言葉が↓







高みを目指すとか嫉妬するとか、そんな欲を捨て作為なく生きろ、ありのまま生きろ

そして、この言葉も↓


最上もがちゃんが可愛かったのでこの画像

足るを知る、今足りている事を知りなさい、それは仕方なく今の現状を受け入れると言う事ではなく、今の状況をそのまま受け入れると言う事らしい。

両方とも難しい

もちろん、夫がいて子供がいて食べるものに困るほどお金がないわけじゃない、世間から見たら何不自由なく暮らしているように見えるけれど
この満たされない心は、一体どうしたらいいんだろう?

ある人に「何もしなくていいのよ、そこにいるだけでいいの。」と言われた時、すごく救われたことがあったけど、、、

最上もがちゃんがいいことを言っていました。

「この人は、今足りてることを分かってないからこんな風に悩んでるし、きっと分からないと思う。
他人に認めてもらいたい、と思っていると思うけど、それは難しい事なので(そう確かに家事ほど認めてもらえないものはない
私は誰からも認めてもらえなくてもこんなにたくさんのことをやり遂げてるんだ、と自分で自分をほめてあげたらいいんじゃないかな。」

この悩みに答えはないけど、考えてみるきっかけになるかもしれないと思ったのでした。


   ******


娘と次男から母の日のプレゼントが届きました。


娘から




次男から

家の中も外もバラ

2人ともありがとう





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする