昨日の会食で、ある逸話を話すのにどうしても骨折したときの話から入らねばならず
10年前に膝を骨折した話をしました。
その時の事は何処にも書いていないので、今日はちらっと書いてみようかと思います。
骨折の原因は、ベランダに鉢を置き過ぎていてコケっとこけた時に右膝で身体の全体重を支えなければならない状況になり
あっけなくお皿(半月板)が五つに割れちゃいました。
全く痛くはないのに立つことが出来なくて心の中でこれは骨折したんだわ、と冷静に思いました。
立つことが出来ないと言う事は大変なことで、ベランダからズリズリしながら部屋に入ったものの
電話が置いてある台は、高すぎて手が届かない、たまたま床に置いてあった鞄に携帯を入れていたのでよかったものの
携帯が無かったら、誰にも連絡を取ることすらできない、そうなったらどうしていたんだろうと時々考えたりします。
携帯で先ず、ある品物を持っていく事を約束していた一軒置いてお隣のYさんに行くことが出来ない旨を連絡しました。
それから、救急車を呼んだのですが、玄関の鍵の位置が高くて座ったままでは開けられない。
Yさん宅からベランダを通って我が家に入ってきていただきました。
(その時我が家は夫が単身赴任していて、Yさんに入院するときに必要なものなどすべて揃えていただいたりと本当にお世話になりました。
今でもそしてこれからもずっとYさんには感謝し続けると思います)
そして、病院に入院して手術しました。
一見大変な事のようですが、痛みがないのが救い、針金(?)で五つに割れた半月板をしっかり止めて自然治癒と言うかくっつくのを待つこと40日。
リハビリの時間以外は、ひたすらじっとベッドで過ごす、
さて、そうなったらどうなったと思いますか?
動かせない右足は、健康な左足の半分くらいにやせ細り、お尻の筋肉が落ちてげっそり、右膝は全く曲がらなくなってしまったのでした。
うわー、何て大変!と皆さんお思いでしょうが、私はどうしてなのかお気楽な毎日
たくさんの生徒さんや友達が毎日何人もお見舞いに来てくださるし、隣のベッドの左膝を骨折したTさんとすっかり仲良くなって、お互いの状況を報告しあったり冗談を言ってげらげら笑ったりと
可笑しなことですが、割と楽しい入院生活を送ったのでありました。
半月板を骨折したといっても、人によって割り方や体質なども関係するのか、Tさんはすぐに膝が曲がるようになったのですが
私は、なかなか。
退院した後も自分でリハビリの先生に教わった方法で日に3時間くらい曲げるリハビリをしても、薄紙をはがすようにしか良くならなかったです。
それでも何故か私は落ち込むことなく元気。
きっと自分の身体に関してそう興味がないのだと思います。
良くなる気配を感じたのは、4か月後に針金を外す再手術をした後から
それからはメキメキと良くなったのでありました。
10年経った今も、骨折した部分を意識すれば明らかに普通とは違うのですが、普段は全く忘れているので気になりません。
昨日「その時に出来た友達のTさんと失ったものもあるけど、こうして友達になれたし得たものもあるよね、と言いあっています。」
と言ったら、皆さんがプラス思考で考えてお偉いわ、とほめてくださいましたが、自分としては普段は骨折のこの字も忘れているので、褒められてもヘっ?ってな感じでびっくり。
私は、自分の身体に関しての執着心がないんだなぁ、と改めて思いました。
そして、その時に友達になったTさん、二度目の入院で友達になったUさん、二人と知り合えたことは本当に宝物。
2人とも自立していて誰かと自分を比較して妬んだりする部分がないところが、とっても好きです、付き合いやすいです。
以上、記録として書いてみました。
まだまだ、普段は意識していないのですがこんな風になった時、布団からの立ち上がり方が分からなくなる、とか他いろいろ骨折話は尽きませんが
今日はこの辺で。
10年前に膝を骨折した話をしました。
その時の事は何処にも書いていないので、今日はちらっと書いてみようかと思います。
骨折の原因は、ベランダに鉢を置き過ぎていてコケっとこけた時に右膝で身体の全体重を支えなければならない状況になり
あっけなくお皿(半月板)が五つに割れちゃいました。
全く痛くはないのに立つことが出来なくて心の中でこれは骨折したんだわ、と冷静に思いました。
立つことが出来ないと言う事は大変なことで、ベランダからズリズリしながら部屋に入ったものの
電話が置いてある台は、高すぎて手が届かない、たまたま床に置いてあった鞄に携帯を入れていたのでよかったものの
携帯が無かったら、誰にも連絡を取ることすらできない、そうなったらどうしていたんだろうと時々考えたりします。
携帯で先ず、ある品物を持っていく事を約束していた一軒置いてお隣のYさんに行くことが出来ない旨を連絡しました。
それから、救急車を呼んだのですが、玄関の鍵の位置が高くて座ったままでは開けられない。
Yさん宅からベランダを通って我が家に入ってきていただきました。
(その時我が家は夫が単身赴任していて、Yさんに入院するときに必要なものなどすべて揃えていただいたりと本当にお世話になりました。
今でもそしてこれからもずっとYさんには感謝し続けると思います)
そして、病院に入院して手術しました。
一見大変な事のようですが、痛みがないのが救い、針金(?)で五つに割れた半月板をしっかり止めて自然治癒と言うかくっつくのを待つこと40日。
リハビリの時間以外は、ひたすらじっとベッドで過ごす、
さて、そうなったらどうなったと思いますか?
動かせない右足は、健康な左足の半分くらいにやせ細り、お尻の筋肉が落ちてげっそり、右膝は全く曲がらなくなってしまったのでした。
うわー、何て大変!と皆さんお思いでしょうが、私はどうしてなのかお気楽な毎日
たくさんの生徒さんや友達が毎日何人もお見舞いに来てくださるし、隣のベッドの左膝を骨折したTさんとすっかり仲良くなって、お互いの状況を報告しあったり冗談を言ってげらげら笑ったりと
可笑しなことですが、割と楽しい入院生活を送ったのでありました。
半月板を骨折したといっても、人によって割り方や体質なども関係するのか、Tさんはすぐに膝が曲がるようになったのですが
私は、なかなか。
退院した後も自分でリハビリの先生に教わった方法で日に3時間くらい曲げるリハビリをしても、薄紙をはがすようにしか良くならなかったです。
それでも何故か私は落ち込むことなく元気。
きっと自分の身体に関してそう興味がないのだと思います。
良くなる気配を感じたのは、4か月後に針金を外す再手術をした後から
それからはメキメキと良くなったのでありました。
10年経った今も、骨折した部分を意識すれば明らかに普通とは違うのですが、普段は全く忘れているので気になりません。
昨日「その時に出来た友達のTさんと失ったものもあるけど、こうして友達になれたし得たものもあるよね、と言いあっています。」
と言ったら、皆さんがプラス思考で考えてお偉いわ、とほめてくださいましたが、自分としては普段は骨折のこの字も忘れているので、褒められてもヘっ?ってな感じでびっくり。
私は、自分の身体に関しての執着心がないんだなぁ、と改めて思いました。
そして、その時に友達になったTさん、二度目の入院で友達になったUさん、二人と知り合えたことは本当に宝物。
2人とも自立していて誰かと自分を比較して妬んだりする部分がないところが、とっても好きです、付き合いやすいです。
以上、記録として書いてみました。
まだまだ、普段は意識していないのですがこんな風になった時、布団からの立ち上がり方が分からなくなる、とか他いろいろ骨折話は尽きませんが
今日はこの辺で。