観たかった映画〈レイニーデイ.イン.ニューヨーク〉を観てきました。
そのつもりで朝から準備していたら、出かける予定の20分前に急に雨脚がひどくなり
一瞬、今日はあかんかなー、と思っていたら10分くらい経ったら小降りに
今年の雨は気まぐれだ。
止んだと思ったら降ったり、小降りだと思っていたのにドーッと大雨になったり、、
コンスタントに映画通いが続いていたのにコロナでふっつりそれが途切れたので、遠くまで映画を観に行くのがちょっと億劫な気がする時もある。
でもがんばって観に行ってよかったです。
〈レイニーデイ.イン.ニューヨーク〉の上映館は大阪にある大阪ステーションシネマでした。
平日の11時40分と言う事もあって、館内は相変わらず人もまばら
数えてみたら広い館内に15人ほどの観客でした。
(あらすじ)
学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)のインタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。
彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。
ニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、ポラードに新作の試写に誘われた彼女が約束をキャンセルするなど、
次々と予想もしていなかった出来事が起きる。(シネマトゥデイからのコピペ)
おしゃれな街ニューヨークを舞台におしゃれな会話とおしゃれなインテリアや小物、おしゃれなストーリーおしゃれな音楽(ジャズ)で、終始心地よく
頭のてっぺんからつま先まで映画を観ている間ずっと癒されました。
スノッブな癖にスノッブに背を向けて生きてる主人公ギャッビーを演じているティモシ―.シャラメがもうもう素敵。
屈託の無い恋人アシュレイ役のエル.ファニングもすごく可愛いし、毒舌のニューヨーク在住のチャン役のセレーナ.ゴメスも存在感がありました。
NYを特別に愛しているのに、そのことに目をつぶって地方の大学に通っている。
でも、よくよく考えたら僕はやっぱりNYが好きなんだ。
ストーリーは、軽いというかあるような無いような一言で言うとラブコメですが、どの場面もどの登場人物も魅力的で飽きること無くあっという間にエンドロール。
??と言う場面もありましたが、ジャズが上手い具合に流れて一気に納得。
上流階級にしがみつく両親に反発していた主人公ですが、母親の度肝を抜かれる告白に親近感を抱く場面が印象的だったなぁ。
雰囲気は〈カフェソサエティ〉に似ていましたが、カフェ、、はDVDで、これは映画館の大画面で
やっぱり大画面の方がいいに決まってる。
おススメです。
マンハッタンで楽しく過ごそうよ♪ギャッビーとアシュレイ、瑞々しい二人
カフェソサエティの主人公も猫背でしたが、ギャッビーも猫背
ウディアレンからの注文でしょうか?
アシュレイとモマに行くつもりだったのに、チャンとメトロポリタン美術館に
撮る角度で可愛かったり可愛くなかったりのセレーナゴメス
この角度がキュート
馬車でギャッビーがつぶやいた言葉にアシュレイが「それ知ってる、シェークスピアでしょ?」
と叫ぶ場面があって、ギャッビーはそれを聞いて憮然とするのですが
私には何故なのかよく分からなかったんです。
どなたかのレビューでそれはジャズシンガーコールポーターが歌うのジャズの一節だったと言う事が分かりました。
なるほど
とにかく全編ウッディアレンの映画でした。
85歳なのにすごいなぁ。
(追記)ジュード.ロウは超二枚目から普通のおじさんへと路線を換えたようです。途中まで気が付きませんでしたよ。