本日の新聞の土曜日版beに
〈日々のストレス「涙活」で流す〉
と言う記事が載っていました。
涙を流すと言うことは、笑うのと同じくらいに
ストレスを軽くする効果がある
と言うのはよく耳にしますね。
最近は、積極的に涙を流す「涙活」を取り入れている会社や学校もあるそうです。
悲しくて涙を流すより感動や共感で流れる涙がより一層ストレスを解消してくれるそうで
感動や共感の映像を流して
それを見て泣いてストレス発散
という事らしいですが
仕組まれたみたいなそんな場面でも涙って流れるもんなんでしょうかね？
私は昔からよく泣くタイプで
結婚後も変わらず本当に泣き虫でしたが
母が脳内出血で倒れてからは
全く泣けなくなってしまいました。
何年もずっと一滴の涙も流れない。
泣けたら楽なのに、とよく思いました。
なので、泣けるって本当に幸せな事だと思います。
テレビで悲しくて泣いてる人を見ても
「あんな風に泣けるんだから、まだ心は動いてるね、幸せな方だ」
などと、冷めた目で見るイヤな人間になっちゃいました。
一旦、泣けなくなったらもう治らない（？）んでしょうか。
母が他界して、やっと母も楽になった、と安堵した今でもやっぱり泣きません。
なので映画鑑賞をしてもあんまり泣く事はないのですが
最後に今までで一番感動して泣いた映画のタイトルを書いておこうと思います。
〈タレンタイム〉
マレーシアの映画で、ヤスミン・アフマド監督の最高傑作と言われている映画です。
持っていたティッシュも使い果たし、ハンカチもぼとぼと。
泣きたい方がいたら、ぜひ。
おススメです。
そう言えばネコも涙は流さないですね。
でも、昔読んだ池田理代子さんのエッセイに
理代子先生があまりにも忙しくて家にほとんど居なかった時
飼い猫ちゃんが淋しさのあまり大きな涙を流した、とアシスタントの方が先生に訴えた、と書いてあったのを思い出しました。
胸が痛むなー。
