gooブログさんから「映画について語りましょう」と言うお題が届いたので
今日は、昨日U-NEXTで見た映画〈ビューティフルマインド〉について簡単な感想を書きます。
[あらすじ&解説]allcinemaのコピペです。
1947年9月、プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ。
彼の頭にあるのは「この世のすべてを支配する真理を見つけ出したい」という欲求のみ。
ひとり研究に没頭するナッシュは次第にクラスメートからも好奇の目で見られるようになる。
しかし、ナッシュはついに画期的な“ゲーム理論”を発見する。やがて希望するMITのウィーラー研究所に採用され、愛する人と結婚もしたナッシュ。
しかし、米ソ冷戦下、彼の類い希な頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され、彼の精神は次第に大きなプレッシャーに追いつめられていく……。
これは実話だそうですが、
統合失調症を患いながらも最後にはノーベル経済学賞を受賞するまでになる主人公を演じているのは
ラッセル.クロウ
天才であるという事に、あこがれを感じる部分もあるけれど
世の天才たちはなかなか苦難の道を歩んでいるなぁと思います。
ジョン.ナッシュも「この世のすべてを支配する真理を見つけ出したい」と言う願いは叶えるものの
あまりにも頭が良すぎたからか統合失調症を患って、この世に実在しない人物の幻覚を見るようになります。
映画を観ていてもとても変人なジョン.ナッシュですが
彼に美しい恋人ができて結婚までする部分には、蓼食う虫も好き好き、と言う言葉が思い浮かびました。
新婚間もないころから幻覚の中に生きるようになってしまう彼を懸命に支える妻アリシア.ナッシュ
ジェニファー.コネリーが演じているのですが
とにかく美しく優しく強い心を持った女性として描かれています。
いや~、私には出来ないわ~。
映画の中では彼が幻覚の中に見る人物を私たちも映像で見るわけですが
実在しない人物を見ると言うのはとても不思議な感覚でした。
結局、彼は完治することはないのですが病と共に生きる道を選び
大学で教鞭をとり、周りの人々からは尊敬を得て、最後にはノーベル経済学賞を受賞するまでになります。
傍らには常に妻のアリシア.ナッシュがいる。
人間の愛を描く美しい物語でした。
2002年にアカデミー作品賞 監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞しています。
まだ夢を見ることが出来ていた頃の懐かしいアメリカの映画だと思いました。
ジョン.ナッシュ(ラッセル.クロウ)とその美しくも献身的な妻アリシア.ナッシュ(ジェニファー.コネリー)