fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

読書、片桐はいりさんのエッセイ〈わたしのマトカ〉

2023-08-17 10:13:41 | 読書

あれから義母は熱も下がり食欲も出て歩けるようになりました。

夫が二日間義母宅で介護していて不在だったため

私は解放されて思いっきり二日間グダグダを堪能

あちこちに物が散らかっていても「まぁいいか」寝っ転がってスマホを見たりテレビを見たり読書したり

それを咎める人は誰もいない

自由っていいなー、、、とつぶやきました。

さて、読書

この前メルカリで購入した片桐はいりさんのエッセイ〈わたしのマトカ〉を読みました。

アマゾンのレビューですごく評判が良くて☆5をつけている人が約700人くらい、ん~面白そう

この本は、あの有名な映画〈かもめ食堂〉の撮影で片桐さんがフィンランドを訪れた時の旅のエッセイです。

本を読んで知ったのですが、片桐さんは旅が大好き、好奇心旺盛で怖いもの知らず、何でも食べてみる、どこへでも行く。

そのエネルギーたるや!!

旅行に関してダメダメな私はホントうらやましい限りです。

 

最初に出会ったフィンランドの味は、サルミアッキと言う飴

片桐さんがおっしゃるには、タイヤのゴムに塩と砂糖をまぶしたような味、だそう。

色は黒

今までに味わったことのない不味さ、普通の人ならば思わず吐き出してげんなりしそうなのに

未知なる味に喜びを覚えサルミアッキ味のアイスクリームやウオッカまで試す

すごい方です。

そしてその味がフィンランドの人には魂の味だそうです。

 

撮影の合間に路面電車に乗ってうろうろ

青空市場で生のさやえんどうを食べておいしさに感動

夜中、地元のフィンランド人しか訪れないクラブ〈地獄〉に潜入してみたり

五感を駆使して旅を味わい尽くす

 

その行動力、感受性、それを文章に書き起こせる優れた能力に

私はすっかり片桐さんのファンになりました。

 

片桐さんはこれを含めてエッセイを3冊出していらっしゃるようなので

メルカリで他の二冊も買ってみました。

いずれも高評価です。

〈グアテマラの弟〉

〈もぎりよ今夜も有難う〉

ちなみにマトカはフィンランド語で〈旅〉の意味です。 

 

 

 

 


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