奈良散策 第524弾
7月29日早朝の散歩は佐保川土手を歩いてみました。この季節、鳥もいないし、花も咲いていないので、NIKON P950に焦点距離1mのクローズアップレンズをつけたままにして虫探しをしました。
最初に見つけたのはこのバッタです。これはマダラバッタだと思います。
植物も記録しておこうと思って、クローズアップレンズを外して撮りました。セイバンモロコシです。葉だけを見ると、まるでススキです。
これはイチモンジセセリ。
貸農園に植えてあったコキアです。
これはツチイナゴ。やはり接写と違ってはっきり写りませんね。でも、慣れれば何とかなるかなぁ。
これはクルマバッタモドキ。
これはチャバネセセリ。チョウは何とか撮れそうですね。
トモンハナバチがいたので撮ってみたのですが、動き回るのでなかなかピントがあいません。
これもクルマバッタモドキ。
それからイチモンジセセリ。ちょっと斑紋が変なのですが、「フィールドガイド 日本のチョウ」を見ると、同じような斑紋が個体変異として載っていました。
これはウリハムシ。
最後はショウジョウトンボでした。
雑談)まだ金魚について調べています。金魚にあれほどのバリエーションのあるのは染色体が4倍体になっているのが原因だとする論文があるので読んでいたら、そもそも根本的な点が分かっていないということに気が付きました。通常の体細胞は2倍体なのですが、優勢遺伝子も劣性遺伝子も共に発現しそうなのに、なぜ優勢遺伝子だけが発現するのだろうかという点です。つまりメンデルの法則ですね。いろいろと調べてみると、優勢遺伝子に隣接した部分で作られた短いRNAが劣性遺伝子の発現調節領域を後天的に修飾して、発現できないようにするという仕組みがあるようです。もしこれが事実なら、4倍体の場合はどうなるのか、これから調べてみようと思っています。
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