奈良散策 第152弾
毎朝1時間半ほどカメラを持って散歩に出かけているのですが、こんな短い時間でも、毎日、いろいろな生き物に出会えます。今日は7月17日の朝の散歩のときに撮った写真です。
私の好きな湿地に生えてきたケイヌビエです。「日本イネ科植物図譜」には、「芒は若いうちは淡緑色、後に暗紫褐色となる」と書かれていましたが、確かに紫褐色になってきました。
こちらはショウジョウトンボ。尾端の形から若い♂のようです。
こちらはイチモンジセセリ。最近はよく見かけます。
それにアオメアブ。
養魚池の横に生えてきた草が何だろう何だろうと思っていたのですが、ツユクサの花が咲きました。
そして、コフキトンボ。養魚池周辺では今でもコフキトンボが優勢で、シオカラトンボは用水路で主に見かけます。
そして、ウチワヤンマ。これも結構いっぱいいます。
ちょっと見にくいのですが、たぶん、アオモンイトトンボ。
そして、ショウジョウトンボ♀。
養魚池の中で何か黒いものがあり、その周りに金魚が集まっているなと思って写真を撮ったら、どうやらウシガエルが死んでいたようです。その隣では、数多くの金魚が渦を巻くように泳いでいました。
この間ツボミだった木に花が咲いていました。やはりクサギでした。
上はケイヌビエ、下はイヌビエです。この両者は変種の関係なのですが、外観はだいぶ違います。
タカサブロウの花も見つけました。「帰化&外来植物950種」にはモトタカサブロウの和名で出ていました。これと非常によく似た、アメリカタカサブロウとは種で見分けるので、それまで待たないといけません。
羽化したてのコシアキトンボ♀です。
こちらは♂のコシアキトンボ。
これはアオモンイトトンボの赤色型(異色型)で、たぶん、未熟な♀ではないかと思います。
また、
もうすぐマンションに着くというとき、前の方にイタチがいるのが見えました。
この間から何度か姿を見ていたのですが、いずれも写真では撮れませんでした。これはチャンスと思って、カメラを構えたら、いきなりこちらに向かってやってきました。
そして、ちょっと横に飛んで、私のすぐ脇を通り過ぎて行きました。望遠のデジカメなので、近くは撮れないのですが、何とか撮れたようです。ネットを見ると、ニホンイタチとチョウセンイタチがいるようです。チョウセンイタチは尾の長さが胴体の半分より長く、色がやや淡い褐色だそうです。この写真の個体は尾が長いので、チョウセンイタチの方かもしれません。
最後はマンションの廊下にいたアブラゼミです。しきりに壁から何かを吸おうとしています。
雑談)7月20日の分までのブログに出した生き物の写真のデータベースが出来上がったので、これを用いて、これまでブログに出してきた鳥、昆虫、その他の動物、植物のリストを作って、ホームページにアップしました。鳥は種別に写真をリンクし、昆虫については目ごとに写真をまとめて載せました。その他の動物と植物についてはまだ載せていません。本当は、昆虫も鳥と同じように種別に載せればよいのですが、更新をしていくときに面倒なので、とりあえずまとめて載せることにしました。
確かにそうですね。腿節も黒いみたいですし。気が付きませんでした。これから注意してみたいと思います。どうも有難うございました。