奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

用水路脇で虫探し

2023-04-15 20:49:35 | 奈良散策
奈良散策 第776弾


4月4日、マンション周辺で虫探しをしたのですが、あまりいなかったので、いつもの用水路脇の草むらへ行ってみました。







今どき、ギシギシの葉にはコガタルリハムシの幼虫がいっぱいです。



これはたぶん、ハグロハバチ





建物の壁に止まっていたのですが、〇〇ホソバと言われる蛾です。大きさが分からなかったので、EXIFのデータと画像から読み取った大きさから前翅長を見積もると、12.62 ± 0.62 mmになりました。思ったより、小さいですね。だとすると、キマエホソバあたりになるのですが、大きさは合っているのかなぁ。





翅に紋があるので、それを手掛かりにして、「日本のユスリカ」の図版を調べてみると、カスリモンユスリカ辺りが候補になりました。





いつもと違ったような気がしたので、「ハエトリグモハンドブック」を見てみたのですが、やはり、ヤハズハエトリ♀なのかなぁ。



これはセスジヒメナガカメムシ







これはたぶん、初めてだと思うのですが、イナズマハエトリ♂でしょうね。



また、コガタルリハムシ幼虫を撮ってしまいました。



これはフタスジツヤユスリカ♀。





「ウンカ・ヨコバイ・キジラミ類図鑑」で見ると、マルアワフキに似ている感じです。





この有翅型アブラムシはソラマメヒゲナガアブラムシかなぁ。



これはウラベニエダシャク



このハエは何でしょうね。気になったので採集したのですが、まだ調べていません。触角が羽毛状のような気がし、翅の前縁に切目が見えるので、ひょっとしたらショウジョウバエ科かもしれません。



これはホソヒメヒラタアブ



このハバチは後脛節の白紋と前胸背板の白が特徴です。これを手掛かりに「日本産ハバチ・キバチ類図鑑」の図版を見ると、クロハバチ属が似ている感じです。



これはケブカヒメヘリカメムシ





最後はヒメテントウで、前胸背板と翅の末端が橙なので、それを手掛かりに「原色日本甲虫図鑑III」を調べてみると、ツマアカ、ニセツマアカ、バイゼ、オオタツマアカ辺りが候補に上りました。検索表をざっと見てみると、ツマアカヒメテントウあたりかなと思うのですが、よくは分かりません。これも採集したので、今度、調べてみます。


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