
全部中身を出した後の七輪。灰が溶けた釉薬がべったりついている。よくがんばったねぇ。

無事に焼けたつちむしたちを並べてみた。約100匹。

アップ。

さらにアップ。地獄から生還した少数精鋭の猛者たちです。もしくは地獄の亡者ども。
解説すると、1200度以上の高温で溶けた灰がガラス質の釉薬となってつちむしにくっついているのです。そして釉薬でくっついてしまったつちむしとつちむしをはがす時にできた傷もたくさんあります。これはこれでなかなか風情があってよろしい。
・・・が!

生還できなかったつちむしたちの亡骸…。半数くらいは修復不可能なほど大破してしまいました…。上記の生き残りたちはこの犠牲の上に成り立っているのだ。
今回のつちむし焼き大作戦は、大失敗です!半数もの犠牲を出してしまった。乃木大将の気分…。
結果を見てみると、そんなにがんがん燃やして高温にしなくてもいいことに気がつきました。いまさらながらですが、失敗しないと分からない性質なんで。
リベンジするぞー!!