エミ・マイヤーという日系アメリカ人ハーフシンガー(なんか変な呼び名)のアルバム。ジャズの中にポップさロックさも少しあり、ちょっとだけキャロル・キングを思いました。ピアノと声がとても心地いいアルバムです。ただ最後のボーナストラックで歌っている日本語歌詞の歌は発音が英語っぽいのでちょっと可笑しい。
ぼくたちでふたり
のはらのくさをはんでいる
もくもく
ぼくたちはふたり
おかからうみをながめてる
ひゅうひゅうかぜがふいている
ぼくたちふたりは
いわのしおをさがしてる
なかなかないねそうだねぇ
もりのなかでまわりはみどり
とりのうたをきいている
ふたりでひとつのみみになる
ぼくたちふたりまるまって
せなかにあめをかんじてる
しとしとしとしと
まよなかにまわりはくろく
みえるのはまるくしろくうかぶつき
ふたりでじっとずっとみる
くうきはつめたくおひさまはぬくく
ふたりでひなたぼっこする
かおはすずしくこころはぬくぬく
そらはたかくひつじくもひろがる
くものはなしそらのはなし
ほしのはなしかぜのはなし
ぼくたちはいまふたり
めをとじてよりそっている
ぼくはほかになにもいらない
くさも
うみも
かぜも
もりも
とりも
ほしも
つきも
あめも
おひさまも
くもも
はなしも
それらはぜんぶ
おまけです
ぼくがただほしいのは