たとえ何が起こっても。
夜の空に星は輝き。
空は青く雲は流れる。
時間はざくざくと進んでいき。
リンゴは落ちるし。
赤ん坊も子どもも声をあげ泣く。
食わなければ腹は減り。
食えば腹は満たされる。
白く細った身体は。
もう音をたてることはない。
顔は穏やかだとしても。
それ以上笑うことはない。
つまり血の繋がった。
家族が今日死んだとしても。
同じ空の下で餓死する子どもがいて。
無造作に奪われる命がいて。
僕はいつもと同じ詩を書いて。
そんな日々は連続して。
残酷に続いていくのだ。
ああ日々はなんて残酷だ。
ああ僕はなんて薄情だ。
償っても償っても償いきれない。
僕はなんて残酷だ。
