光揺れる

長新太 『人間物語』

長新太の１５コママンガ。
人間を万物の霊長だなんて微塵も思っていないところが素晴らしい。
いいなぁ。
泣いている絵に「ジャー」という擬音を描くところが長新他らしい。
好きだなー。

シャッターに描く １０

詩８０４「窓が暗くても世界は明るい」

まだ暗い。
窓は見ない。
ドアを開け。
歩いてる。
見えるものは。
暗くても。
世界は存外。
明るいものだ。
猫がいた。
座ってる。
頭の中で。
挨拶しながら。
じっと見る。
猫逃げず。
僕に然したる。
興味なく。
言葉なく。
過ぎてゆく。
余計な言葉は。
ないほうが。
地面も空も。
輝いている。