7月15日16日と東京でねこ医学会が開催されていました。
獣医師の先生方の学会ですが、市民セミナーということで無料で受けられる講座があり
行きたかったのですが現実的に難しく、sippoのインスタで配信されるというのでこちらから
参加しました。
《7月15日》
■12:00~12:30
開会あいさつ/「猫にやさしい動物病院とは 〜キャットフレンドリークリニック(CFC)〜」
石田卓夫(JSFM会長、赤坂動物病院 医療ディレクター)
■12:50~13:20
「猫にもっとも多い病気 腎臓病 どう発見する?」
浅見優樹(JSFM実行委員、AniCure動物病院)
ポイント:猫にもっとも多い病気と言われている腎臓病。今回のセミナーでは腎臓病ってどんな病気? 腎臓の変化に早めに気づくために必要なこと、日常の生活の中で飼い主さんが何に気をつければ良いのかをお話しします!
■13:40~14:10
「猫の困ったおトイレの失敗」
入交眞巳(JSFM学術理事、東京農工大学、どうぶつの総合病院)
■14:30~15:30
「みんなの疑問とまるっと解決!」
浅見優樹(JSFM実行委員、AniCure動物病院)
入交眞巳(JSFM学術理事、東京農工大学、どうぶつの総合病院)
服部 幸(JSFM 副会長・CFC理事、東京猫医療センター 院長)
ポイント:日頃から気になっている猫との生活や健康のこと。猫の集会に参加して解決しませんか? 現場の最前線に立つ獣医師3人がみなさまの疑問にお答えします!
■15:50〜16:20
「どこまで先生に聞いて良いのでしょう?」
瀬戸口明日香(JSFM実行委員、JASMINE どうぶつ総合医療センター 総合診療科長)
ポイント:今回のお話は診断・治療の際の「インフォームドコンセント」についてのお話です。
皆さんも耳にされたことがあるかもしれないこの単語には「情報を理解して同意する」という深い意味が込められています。獣医療従事者と患者(猫)とその家族が同じ方向を向いて治療に取り組むために、とても大切なステップになります。
ぜひ、「インフォームドコンセント」という言葉を理解していただき、よりよい獣医療を行えるよう、
患者(猫)+家族と一丸となって治療に取り組んでいきましょう!
■16:30〜17:00
「愛猫を看取る時に後悔しないために今からできること」
服部 幸(JSFM 副会長・CFC理事、東京猫医療センター 院長)
ポイント:すべての猫に関係する話。それは看取りです。悲しいですが、猫も私たちもいつかは命に終わりがきてしまいます。いつか訪れてしまうお別れの時。後悔しないために何を考え、何をしたら良いかを一緒に考えましょう。
《7月16日》
■10:30〜11:10
開会挨拶/「猫の皮膚トラブル110番」
江角真梨子(JSFM実行委員、VET CRAFT)
ポイント:アトピー性皮膚炎、食物アレルギーや真菌症など猫の皮膚トラブルは意外と多いことをご存知でしょうか。また、生活環境の中に潜む皮膚トラブルも多くあります。猫はなかなか「かゆみ」や「痛み」を教えてくれない動物なので、私たち家族が早めに気がついて、対応してあげたいですよね。本講演では知っておいて欲しい皮膚トラブル、家庭でできる皮膚のチェック方法や皮膚のケアについてお話します。
■11:30〜12:00
「高齢猫に多い病気 ~静かなる悪魔と老化のサインに隠れた罠~」
服部 幸(JSFM 副会長・CFC理事、東京猫医療センター 院長)
ポイント:猫にも多い高血圧と関節炎。この2つの病気はわかりにくいことが特徴です。一見健康そうに見える高血圧、そして老化と片付けられてしまっている関節炎。この2つの病気から猫を救うためにできることを伝授します。
■12:50〜13:20
「ねこの乳がんのお話 〜猫の乳がんをどうすれば早く発見できるのか〜」
小林哲也(JSFM学術理事、公益財団法人 日本小動物医療センター 付属日本小動物がんセンター センター長)
ポイント:猫にもがんがあるって知っていました? そして、猫の死因の一、二を争うのもがんだって知っていました? さらに、現在も乳がんが猫のがんの上位に入っているって知っていました? 当日は猫の乳がんを中心に、キャットオーナーの「ココが知りたい!」を詳しく解説します。
また、20年以上、数万人のご家族と向き合ってきた獣医師だからこそ語ることができる「家族がドキッとする専門医のつぶやき」シリーズもお楽しみに。
■13:40〜14:10
「令和版 猫のフードの選び方」
井上 舞(JSFM CFC理事、ロイヤルカナン ジャポン)
ポイント:愛くるしい猫の食事、どのように選んでいますか? 日々の買い物ついでに店頭で、あるいはスマホで見かけてポチっと、というように直感的に選んでいますか? または、こだわりぬいてさまざまに試し、ジプシーになっていませんか?
このレクチャーでは、ペットフードの種類や特徴という一般的なところから、ナチュラル、オーガニック、グレインフリー、フレッシュフードなどという最近よく聞くワードの解説、さらに猫の習性から考える、今一番猫にとって良いフードの選び方まで盛りだくさんでお届けします。猫のご飯に悩みがある方、必見です!
■14:30〜15:00
「子猫と出会ったら」
藤井亜希奈(JSFM実行委員、東京動物医療センター)
ポイント:子猫を飼うと決めたならば、子猫と出会う方法は大きく分けて3つあります。ペットショップで購入する、保護団体や知人から直接引き取る、野良猫を保護する、の3つです。
それぞれの出会い方によりその後の対応が異なるので、この3パターンに分けて、子猫と生活を始める上での気をつけるべきポイントや獣医師目線からの子猫を飼育する上で気をつけてほしいポイントについて紹介します。
■15:20〜15:50
「うちの子が咳をしています!」
藤原亜紀(JSFM学術理事、日本獣医生命科学大学)
ポイント:猫が咳をしていたら……。急に咳をしたら病気かと思いますか? 前からしているなら喘息? うちの子は水を飲むのが下手だからそのせいかな? 猫の咳はいろいろな病気のサインの可能性があります。どんな病気が隠れている可能性があるかを知ることで、早め早めの対処ができるようになります。当日は呼吸器科に実際に来院した猫について具体的にご紹介して行きます。
■16:10〜16:40
「猫のデンタルケアやってますか?」
桑原 岳(JSFM CFC理事、くわはら動物病院 院長)
ポイント:〇〇ちゃん、お口くさ~い……。そう、デンタルケアを始めるのに待ったはありません。ん? 猫さんのデンタルケアって何するの? まさか…歯磨き…? そうです。食後の食べカスこそ、歯の健康を害する元凶。24時間以内に取り除かないと、悪玉口腔細菌の温床になってしまいます。
「うちの子にどうやって歯磨きするの?」「この年齢でも歯磨きできる?」「いやいや、絶対ムリ」なんて言わずに、単なる猫好き町獣医のデンタルなつぶやきに耳を傾けてみてくださいね。
以上の講座を無料でどこにいても聞けるってすごいです。
マニラにいる猫友さんにも教えました。
どれもとても勉強になりました。その中でも乳がんは私が患者ということもありますが、
メスであるななも関係あるんだと再確認。避妊手術で卵巣と子宮を取ってあるとはいえ、
100%乳腺がんにならないとは限りませんから、人と同じで触ることで早期発見ができます。
とはいえ、うちの子はおなかを触られるのが嫌い~。撫でられたり抱っこされるのも好きじゃない。
大変ですけど抱っこしたタイミングで触ってみました。
うん、大丈夫。
ななの機嫌のよいときに定期的に触ってみようと思います。
こちらのセミナー全てsippoのインスタグラムで今も見ることができます。
とてもありがたいセミナーを配信していただきありがとうございました。