私、応援している犬猫の保護団体さんや個人の方がいます。
昨年の夏に保護された蘭々ちゃん。
ご存じの方もいらっしゃると思います。
ぼろぼろの姿で保護主さんの旦那さんの前に現れたそうです。
おなかに穴が開いていて病院での診断は乳腺腫瘍の自壊創だろうと。
それを知った時には驚き、ショックで今までどう生きてきたのか考えました。NNN(ねこねこネットワーク)ってホントにあって、どこかの猫に聞いて藁をもすがる思いで旦那さんの前に現れたのかもしれません。
この猫はどうなるのだろう?気になってずっと見ていました。
「蘭々」という素敵なお名前をもらったこの猫ちゃんは、保護主さんの献身なお世話のおかげで、体重が増え毛並みが良くなりとってもかわいい猫ちゃんに。
でも、蘭々の病気はもう治ることはなくいつどうなってもおかしくなくて、癌は転移している可能性が高いからもう治療はせずに、蘭々が穏やかに過ごせるように保護主さんは緩和ケアをされていました。
毎日朝夕更新される蘭々の様子を楽しみにしていた私。
私だけじゃなくて多くのフォロワーさんが楽しみにしていて、蘭々の姿に元気をもらったり癒されたりしていました。
このまま元気になる、なってほしいと、やっと安心できるおうちで暮らせるようになったのだから、このままできるだけ長く保護主さんのおうちで幸せに暮らしてほしいと思っていたけど、だんだんと蘭々は旅立つ準備を始めていると。
それからあまり日が経たないうちに蘭々は旅立ちました。
悲しくて寂しくて。でも、蘭々はもう痛いところもないし苦しくもない。元気にお空で走り回っているでしょう。そうあってほしい。
保護主さんのおうちには他にも猫ちゃんたちがいて、病気と闘っている猫ちゃんもいました。蘭々たちのお世話する姿は、いずれ我が家にも訪れるだろう時期に備える意味でもとても勉強になりましたし、あのように丁寧なお世話が私にできるだろうか、その覚悟ができるだろうか考えさせられました。
蘭々の旅立ちの翌日に、今度はふわりちゃんという福井の保護施設で暮らしている猫ちゃんが旅立ちました。ふわりちゃんも気になっていた猫ちゃん。年もまだ若かったのでこれから幸せになるはずだったのに・・・。
ななのこと、自分のこと、いろいろ考えてしまいました。