最近家庭訪問のため、4時間授業で帰ってくる子供たち。
遊ぶ時間がたっぷりあります。
今日はあみちゃんが遊びに来ました。
あみちゃんは背が高くて、とても大人びた子です。
説明がヘタで支離滅裂になってしまう娘とは正反対で、
とても物知りで、理路整然と会話をしてくれます。
しかも、言葉のはしばしに大人と同じような気遣いがうかがえるのです。
おやつを出したのですが、おしゃべりに夢中になっていつまでも
食べ始めない娘に対して、
「私だけバクバク食べちゃってごめんね」
と言っていました。
ある日の手紙には、
「お母さんのケーキおいしかったよ。料理上手でうらやましい」
と、私のことが書いてありました。
なんていい子なんでしょう
5年生になると、大人としての会話ができるんだなぁと、
少し気がラクになりました。
あみちゃんは4時45分に帰りました。
門限が5時らしい。
と、入れ替わりに来たのが近くのアパートに住む
たくみ君。
家が近いということで、彼とは1年生のときから遊んでいます。
3年生の夏休み、娘がいつものようにたくみ君に電話をかけました。
「今日遊べる?じゃあさぁ迎えにきてー(*^。^*)」
はぁ?付き合ってるの?アンタ彼女か?
そんなわがままを、ほいほい聞いてくれるのが
彼のいいところであり、おとなしくてやさしいので
私も安心して遊ばせることができました。
今日は一緒に自主勉強をやるんだと、
頑張っていましたが、気付くと6時30分を過ぎていました。
外は薄暗くなってきていて、
「もう帰ったほうがいいよ」
と言うと
「あー本当だ。時間気がつかなかった。帰らなきゃ。ちょっと怖いなぁ」
そうか。やっぱり帰りが遅いとお母さんに怒られちゃうよね。
私も気付かなかったのが申し訳ないと思い、
「じゃあ家まで一緒に行ってあげるよ。」
と、彼のお母さんに謝りにいくつもりで一緒に家を出ました。
アパートが見えたところで
「もうここで大丈夫です」
と、言われました。
(・。・;お母さんに帰りが遅くなった理由を説明しなくていいの?
と心配しましたが、どうやら彼が怖いのはお母さんではなく、薄暗くなった帰り道だったようです。
男ばかりの三人兄弟の長男にしてはおとなしすぎる彼ですが、
娘にとっては居心地がいいようです。