岩手、そして盛岡には江戸時代から脈々と受け継がれてきた。南部古代型染の蛭子屋小野染彩所があります。
一般的には渋い感じの雰囲気が強くご婦人方の着物などに合わせる和装小物のきんちゃくや小物入れ、バックなどが見られます。
各家庭には、テーブルクロスなど何かしらの蛭子屋小野染彩色所の物があり、盛岡市民からも長く親しまれています。
その蛭子屋小野染彩色所のあの渋い感じとはやや異なる斬新なウェストポーチが、地元紙などで紹介され人気になっています。
実際に腰にかけてきぱきと働く女性ね姿を盛岡手作り村のイベントでも見かけた事もありそれは、そこの物産館でも販売されれていました。
それが以前から気になってはいました。これを買うとなるとやや高いしなぁーと思いつつ手元にはいまだにありませんでした。
そこに良い感じになった古い小野染彩所の小型のバックが、わが家の蔵(笑)の中から出て来ました。
そこでこれを使いリメイクする事を思いつきました。採寸や細かい所を再現するために実際に恵比寿屋小野染彩所に足を運びました。
ご主人に事情を話しました。すると老舗の貫禄からか、嫌な顔ひとつせずににこやかに対応してくれました。
当初この小型のバックを元にリメイクしてウェストポーチを作る算段を立てました。そこに今度は、たぶん恵比寿屋小野染彩所の南部古代型染と思われる岩手県退職公務員連盟の祝喜寿と染め抜かれたテーブルクロスが、これも家の蔵(笑)の中から出て来ました。
大きさはやや小さめにはなりますが、この方がかえって手頃な感じになりそうでした。
テーブルクロスに染め抜かれた祝喜寿には、まだまだ間がありますが、この文字を生かしつつ自分なりに型紙らしき物を作りました。
これを作ってくれそうな手芸が、得意な人を探しました。しかしことごとく断られてしまいました。
そこに以前から何かしらデニム地などで小物やバックを作ってくれたご婦人にお願いする事ができました。
ついしん
他にも何かお願いしているので出来上がりしだいブログにアップします。