このゴミは収集できません滝沢秀一
白夜書房
偶然にクライミング仲間のYさんは民間のゴミ清掃員になりたまに近所でゴミ収集する姿を見かけます。それもあり親近感がわきよけいこの本の内容に興味を持ち読みました。
ゴミ清掃員が描く
日本の未来
「買いすぎない」
「つくりすぎない」
「食べ残さない」
と巻末にありました。
自身は、基本的にはパンはビニール袋に入れてもらうだけにします。
そして買い物袋は基本的にもらいません。
買いすぎない、つくりすぎないに関してはその売れ残ったTシャツを買います。例えばイチローさんのTシャツ(980円)などは10年以上も着ています。
飲んだペットボトルにはやかんで沸かしたお茶を詰めて飲んでいます。ちなみに今月はまだコンビニは行っていません。
ジーンズは穴が開いたらわざわざお金をかけて補修してはきます。気に入ったシャツも傷んだ衿を裏返しに直してもらいかれこれ20年は着ています。
2台ある自転車は20世紀の終わりに買いました。これも修理やオーバーホールして乗り続けています。
クライミングシューズはソールがすり減ったらリソールに出してはき続けます。
もらったデニムのカレンダーはエコバッグに、裾上がげしてかなり余った生地はランチパスポートを入れるケースに再利用してもらいました。
ちなみにわが家は築100年の古民家に住んでいます。
各地域で収集されたゴミはいわゆる最終処分は埋め立てになります。来年のオリンピックが開催される臨海副都心もかつては夢の島と呼ばれたゴミの埋め立てによりでき上がったゴミの人工島にあたります。
やがて東京都内のゴミを捨てる場所は無くなります。これはプラゴミにとどまらず東京に限った問題では無く地方都市や世界中が抱える21世紀の課題になります。
さらには日本国内ではこの本には書かれてありませんが、原子力発電所からでた核廃棄物の処理と言う重い課題が残されています。
クライミングシューズのリソールほか…