もともとはこのサコッシュは何かでもらったBIGJOHNのデニム地のエプロンでした。それが使い勝手が良くなかったのと新しいヒッコリーデニムのBIGJOHNのエプロンを買ったので出番がすっかりなくなっていました。
何…BIGJOHNを知らない…(笑)それは昭和の時代にはジーンズメーカーの先がけとしてとても輝いてジーンズメーカーになります。確かにそのジーンズを店頭で見かける事はもうほとんどなくなりました。
そこで俺からしたらとてもなつかしく誇らしいBIGJOHN JEANSのロゴ入りエプロンをもとにサコッシュに作りかえる事を考えていたところでした。
その最近人気のサコッシュですが…それはもともとはヨーロッパが発祥のサイクルロードレースのレース中にサプリメント的な食料を入れるための補給袋として肩からかけられ使われて来た経緯がありました。
そこに家の近くにあるギャラリー惣門が作品展と展示販売をしていました。
半ば強引に店主の女性にサコッシュの製作をお願いしました。サコッシュの本体になるエプロンの他にも金具やらショルダーベルトになるテープ、裏地を用意しました。
エプロンにもともとついていたペン指しは残しました。BIGJOHN JEANSのロゴマークを前面にポケットも再利用し裏側と内側に携帯やカードを入れられるようにしました。
ショルダーベルトも長さが調整できるように金具をつけました。
形が保たれるようにスレーキーのような裏地もていねい張りつけてもらいました。
このように注文もやたらにめんどうな手作業になりだいぶ戸惑いもあったようです。それでも何度も打ち合わせをした事もありこのような素晴らしいサコッシュになりそのできばえにとても満足しています。
しかしあまりに無理難題を押しつけたようなのでこのような注文は今回限りだと強く念をおされました。
ついしん
そのBIGJOHNについて
幻のあのレアジーンズを最後にしばらくはそのBIGJOHNとはすっかり縁遠くなっていました。
それが一昨年はポーチ、昨年はエプロンと続けて買う事にはなりました。しかし残念ながらかつてのような魅力的なジーンズにはもう出会えることはなさそうです。