日本3古橋の一つだそうです。
琵琶湖と瀬田川の境は 今はまだあるのかどうか?ですが 瀬田川右岸(漕艇場の反対側)の粟津中学校の少し南の川沿いの歩道に看板がありました。琵琶湖縦断のゴールとしています。
橋の原型は古代に架けられていたようで 各時代でも要所で 戦場にもなった。三上山の大ムカデ退治の民話でも 舞台になっています。
俵藤太の大むかで退治(ダイジェスト)
昔、瀬田の唐橋に大蛇が横たわり人々は怖くて橋を渡れなかった。藤原藤太は臆することなく大蛇を踏みつけて渡っていった。渡り終えると 後ろから仙人のような老人に呼び止められた。老人は 琵琶湖に住む龍神で 大蛇に化けて強い男を捜していたのだ。
龍神に琵琶湖の中の竜宮へ案内された。乙姫は 龍神や琵琶湖に住む魚たちは 三上山を七巻き半するほど大きなムカデに苦しめられており 藤太を見込んで大むかで退治を懇願した。
藤太は弓矢の名手で やってきた大ムカデに臆することなく矢を射ったが通じない。ムカデは人の唾に弱いことを思い出して 唾をつけた最後の矢を射った。矢は見事に両目の間に突き刺さり 大ムカデを退治することができた。
乙姫はお礼として 米の尽きることの無い俵などの宝物を贈った。それで 俵藤太と呼ばれるようになった とさ!