降水確率が30%以上では山へのお出掛けが難しいが、今日は10%、明日は20%と
何とか一泊しながらの山登りが出来そうだ。
まだ山頂付近に残雪の山が多く、テントを張るにはまだちょっと時期が早い。
避難小屋を利用しての、一泊山行きを計画。
塩見岳~荒川岳~赤石岳の往復縦走も計画にあるが、最低二泊は必要。
一昨年の6月に中ノ岳~丹後山縦走で下見をしてあるので、越後三山縦走に決定。
この時より約3週間早いので、残雪はこの時より多少多いだろう。
小屋泊りなのでテントは持参せず、寝袋も夏用+カバーで荷物を軽くする。
しかし山登りを中止した場合を考え、テントをバイクへは積んでおくことに。
03:15 予定より早く目が覚めたので、15分ほど早めに自宅出発
06:00 途中、コンビニで食糧を仕入れ、朝食を済ませて、現地駐車場着。(自宅から157km)
06:17 準備を済ませて出発。好天気になりそうな気配に胸が躍る
07:07 越後三山森林公園、無料のキャンプ場。往復ならここの駐車場で可
08:09 林道を歩き、雪崩シェルターを2ヶ所越え、十二平登山口から登山開始
スパッツ装着、笹をかき分けながら最初から急な坂を登る。
やがて、明日歩く予定の八海山への尾根筋がガスに隠れ始める。
どこまで行っても急坂が続き、途中で何度も息継ぎの為に立ち止まる。
段々上空は雲に覆われ、頂上付近はガスで霞んでしまった。
途中から部分的に雪渓が現れるが、アイゼンはまだ必要ない。
登山道のマーカーも標識も何もなく、周りもガスに覆われ、今自分が何処にいるのか分からなくなる。
11:35 多分、グシガハナと思われるピークに到着。
一応記念撮影をするが、標識もなく周りの景色もないので、何だかさっぱり分からない。
雨の心配はなさそうなので、取り合えず頂上を目指して進む。
12:11 やっと尾根筋の分岐点の標識。これで道が間違っていなかったことが確認された。
12:29 越後駒ヶ岳頂上、予定より1時間10分ほど早い。十二平登山口から4時間20分。
周りの眺望は全くない。景色が良ければ写真撮影でもっと時間が掛かっただろう。
12:52 早々に昼食を済ませ、ゆっくり休むこともなく出発。
13:04 先ほどの分岐点、避難小屋を目指して縦走へ。
尾根筋は比較的平ではあるが残雪が多く、踏み跡もなく登山道が不明。
周りはガスで覆われ、視界10~20mで、ホワイトアウト状態。
7分ほど歩いたところでクラック。
これを無理して越えてもその先が見えず、避難小屋まで4時間ほど歩くことは不可能。
今なら来た道を戻ることも可能なので、即撤退を決定し引き返す(13:11)
13:18 分岐点より下山開始。
登って来る時に、この急坂を下るの嫌だな思いつつ登った坂を下りる破目に。
周りの景色も見えず、急坂の下りで、思った以上に足への負担が大きい。
先週は、八ヶ岳縦走、爺ヶ岳登山、と続いており、それほど筋力は落ちていないはず。
途中から、お尻や太腿の筋肉が悲鳴を上げ、こんなことは初めてである。 歳のせいかなぁ~。
半分ぐらい?まで下りると、少しづつガスが晴れ、視界が広がる。
15:57 十二平登山口。(分岐点より、約2時間40分)
16:59 2ヶ所の雪崩シェルターを潜り、林道を森林公園まで戻る。(雪解け水の動画あり)
17:19 身体を濡れタオルで拭き上げ、着替えてさっぱりして駐車場まで目指す
18:28 途中で山菜を採り、水を手に入れ、足を引き摺りながら、やっと駐車場へ戻る
距 離: 大倉駐車場~(6.5km)~十二平登山口~(5.1km)~越後駒ヶ岳 11.6km x 2
時 間:→ (1-50) (4-20) 6-10
← (2-30) (3-30) 6-00
標高差: (260m) (480m) (2003m) 1773m
(230m)
。 (右下のボタンで全面表示のスライドショー)
続きは、ツーリング編へ。
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