nauhts の山歩き記

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乗 鞍 岳(3026m) ⑩  ー チャリ&スキー 三本滝 -

2018年06月01日 | 北アルプス・立山
2018年6月1日(金)
九州・四国が梅雨入りし、関東甲信も来週中頃には梅雨入りしそうで、暫くはお出掛けし難くなる。
今週末の土日は晴れるという予報だったが、平日の今日も晴れの予報に変わったので何処かへ。
ネットで調べると、乗鞍エコーラインの除雪が進み、昨日から大雪渓まで春山バスが走るようになったようだ。
乗鞍岳スキー登山は、15年から始めて7回目。 今年は4月19日5月21日、に続いて3回目となる。

前日夕方、車にチャリを積み付け、スキー道具一式を準備し、今朝は3時50分自宅出発。
何時も通りに、市内から青木峠を越え、梓川堤防から158号線~乗鞍エコーラインへ。
6時10分、三本滝駐車場着。 約110km。 他に1台も駐車していない。何故だ?
チャリを降ろしザックを担ぎ、6時20分ゲート右脇から通り抜けスタート。
電チャリでのスキー登山は3回目となるが、クロスバイクでのヒルクライムが嘘のように楽チン。

位ヶ原山荘を過ぎ坂を上ると、目の前に乗鞍岳の全貌が見えて来るが、山肌が薄っすらと白い。
昨日は降雪があったようで、プチリセット。 剣ヶ峰コースも何とか繋がっているようで安心する。
前回のデポ場所を過ぎ、雪の壁のところから道路に積雪。 点検車が通った跡はあるが、5cmぐらい。
暫く無理して漕ぐが、シャーベット状にスリップし、300mほどは降りてチャリを押し上げる。
雪の壁を抜け再びチャリで大雪渓までチャリで上がる。約1時間10分ほど、7時30分デポする。

チャリをワイヤーロック3本で固定し、ブーツを履き替え、板を準備し、記念撮影をセルフで済ませる。
7時55分、大雪渓をシール登攀開始。 ハイマツ帯の左側を目指して直進するが、途中でスリップ。
クトーを装着して再スタート。朝日岳稜線直下で雪切れしており、板を外して手持ちで10mほど渡る。
板を履き直して稜線を進むが、蚕玉岳の前後で雪切れ寸前箇所あり。降雪のお陰でギリギリ通過。
頂上小屋手前でも雪切れ寸前。何とか繋いで通過。剣ヶ峰直下で板を外し、9時30分、登頂。

当然誰もいない。セルフで記念撮影。昨日の降雪で、小さなエビの尻尾も出来ている。
雲は多めながら雲海の上に、御嶽山、白山、北アルプスと、先ず先ずの眺望。 おやつをして下山へ。
シールとクトーを仕舞い、ブーツを締め直しストックの長さを調整。10時5分、剣ヶ峰コースへドロップ。
プチリセットで気持ち良い。アッという間に道路まで下ってしまい、板を外して道路を歩いて戻る。
人が歩いて来るので聞くと、春山バスの8時半発の第1便は降雪の為に位ヶ原までで折り返したそうだ。

  三本滝駐車場 ~ エコーライン(チャリ)~ 大雪渓口(チャリデポ)
  大雪渓 ~ シール登攀 ~ 朝日岳稜線 ~ 剣ヶ峰
  剣ヶ峰 ~ スキー滑降(剣ヶ峰コース)~ エコーライン ~ 大雪渓口

 

丁度その頃、9時半発の第2便が大雪渓まで上がって来て、10数名が登山準備や散策をしている。
人混み?を避けて道路を進み、前回の昼食場所からシール登攀で摩利支天の斜面を登る。
雪が残っている最後部まで上がり、早めの昼食休憩。 辺りに少しづつガスが湧いて視界を遮る。
11時50分、摩利支天からスキー滑降下山。 大回りを避け、1ヶ所板を外してトラバース。
再びスキー滑降で大雪渓へ。辺りはガスで何も見えなくなるが、時々晴れるので再び剣ヶ峰へ向かう。

朝日岳稜線直下まで来ると、今朝より雪解けが進んでおり、板をシートラして稜線を歩くことに。
蚕玉岳前後、頂上小屋前も完全に雪切れしてしまっている。剣ヶ峰直下でザックを降ろし頂上へ。
本日2回目の頂上。1組3名が休憩中。ガスで視界が悪いが記念撮影して頂く。
早々に下山準備をし、13時45分、本日2回目の剣ヶ峰コースから滑降下山。
登山者ばかりでなく、板やボードを担いだ人が数人いたが、誰も剣ヶ峰コースを滑った跡がない。

再びアッという間に道路まで下ってしまい、板を手に持ち300mほど道路を歩いてデポ場所まで戻る。
下山バスを待つ人が10名ほどいる中、チャリ下山準備を整え、14時15分、エコーラインを下る。
雪解け水が流れ、撥ね上がるのでスピードは出せず、ブレーキを多用。リヤブレーキから変な音がする。
ゲレンデまで下ると最終バスが上って行く。 14時45分、ゲートを抜け三本滝駐車場まで戻る。
コーヒーを飲みながら片付け。15時10分現地発、帰りは30分ほど余計に掛かり18時無事帰宅。

  大雪渓口 ~ シール登攀 ~ 摩利支天
  摩利支天 ~ スキー滑降 ~ 大雪渓 ~ シール登攀 ~ 朝日岳稜線
  朝日岳稜線 ~ 剣ヶ峰② ~ スキー滑降(剣ヶ峰コース)② ~ 大雪渓口
  大雪渓口 ~ エコーライン(チャリ)~ 三本滝駐車場

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

03:50 自宅出発    何時も通り、市内~青木峠~梓川堤防~158号線
06:10 三本滝駐車場  約110km  他に駐車なし

06:20 スタート    電動チャリでエコーラインを漕ぎ上がる
07:00 位ヶ原山荘
07:20 前回5/21のチャリデポ通過
07:30 大雪渓     チャリデポ    【チャリ登り:約 1時間10分】

07:55 シール登攀スタート
09:10 朝日岳稜線
09:30 剣ヶ峰     約35分休憩      【登り:約 1時間35分】

10:05 剣ヶ峰下山   スキー滑降 剣ヶ峰コース
10:15 道路      スキー板を手に持ち道路歩き
10:32 シール登攀   摩利支天へ向かう
11:20 摩利支天    昼食 約30分休憩 【剣ヶ峰から 約1時間15分】

11:50 摩利支天    スキー滑降下山
12:20 大雪渓     シール登攀
13:00 稜線手前    シートラ
13:30 剣ヶ峰②    約15分休憩   【摩利支天から 約1時間40分】

13:45 剣ヶ峰②下山  スキー滑降 剣ヶ峰コース②
13:55 道路歩き    約300m
14:00 大雪渓 チャリデポ 片付け 約15分  【剣ヶ峰から下山: 約15分】

14:15 チャリ下山
14:25 位ヶ原山荘
14:45 三本滝駐車場  【チャリ下り:約 30分】【往復:約 8時間25分】

15:10 帰宅へ向け出発  コーヒーを飲みながら片付け 約25分
18:00 無事帰宅     往路とほぼ同じ 市内回避バイパス経由


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