長内那由多のMovie Note

映画や海外ドラマのレビューを中心としたブログ

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』

2018-02-14 | 映画レビュー(き)

カルトヒット作の続編ながら少しも見向きされなかった本作。果たしてどんな大コケ映画なのかと思いきや、前作『キック・アス』の印象と少しも変わらない。ギャグと笑顔を引きつらせるバイオレンス描写。カッコ良過ぎるクロエちゃん。ニコラス・ケイジに代わる“狂った大人枠”のジム・キャリーは珍しく振り切れ具合が足りないが、特段ディスるような仕上がりではない。いったい何が悪いの?

クロエ扮するミンディは父の遺志に従い、“普通の女の子”になるべく学園生活を送っていた。クロエちゃん、写真ではイマイチ伝わらないのだが、動くとやっぱり猛烈に可愛いのである。アクションシーンもいいが、学内のビッチたちと戦うべくファッションで対抗する彼女がアカ抜けていく姿はアイドル映画としても正しい。前作に特段思い入れのない僕としてはコレで十分であった。

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』13・米
監督 ジェフ・ワドロウ
出演 アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース=モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ジム・キャリー
 

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