2016年07月18日(月) NHKニュース7
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2016年07月18日(月) NHKニュース7
「作家の収支」森博嗣 2015幻冬舎
原稿1枚(400字詰め)5000円~時給10万円も~
講演料(森氏は40万円/時間にした)/出演料/対談・鼎談・座談会/入試問題(無料)、引用・書籍化(有料)/解説・推薦文/翻訳/漫画化・映画化・アニメ化・ゲーム化/パチンコ化
サイン会/トークショー/インタビューなど、直接は大した収入にならなくても広告効果で本が売れれば印税が!
テレビラジオは効果薄い?羽田圭介はどうよ!
増刷での印税率は?
増刷の方が利益率がいいので印税も上げる?
増刷では仕事をしていないのだから、印税は下げる?
どっちも納得しちゃうよね。でも、作家のモチベーションを上げるのは前者だな。
印税8~12%
連載書籍化10%、書き下ろし12%とか。名前が売れれば交渉も~
電子書籍15~30%、自分でやれれば100%
翻訳、漫画化50:50(原稿料は原作者に少なめ)
「すべてが印税になる」
何が売れるのか編集でもわからない。
多作であること、作品同士の相乗効果。作品こそが一番の宣伝。
森博嗣はメフィスト賞受賞第1号~応募もしないで受賞~出版社に原稿を送ったら賞が創設された~
作家でも親の七光りとか印税の相続ってのがあって、まさに『21世紀の資本』通りに格差拡大ですね。それで子供の名前が売れれば親の本も売れ続けたりとかさ。
出版社負担の取材旅行/出版社からの大量の本/必要経費になるものは所得税が減るから半額で買っているようなもの~車なんかも~
印税の制度からすると、コネで売れもしない作品を水増し発行してもらえば不正取得が可能だな。絶対いるよね・・・あ、面白くもないのに本の数だけ思いっきりいっぱい出ている作家・・・そういう仕組みか・・・
ヒットは難しいが、小説家へのハードルは低くなっている。社会的な地位も安定認知され、ネットで半プロ作家にはすぐにもなれる。
この本でまた森博嗣氏は名前を出して、また過去の作品の印税を増やすわけですね。もちろん、この本の印税も。