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「ラプラスの魔女」東野圭吾

2016年07月02日 15時39分48秒 | 読書とか

「ラプラスの魔女」東野圭吾 2015角川書店

ああ、東野圭吾の文章は読みやすいなぁ・・・

未必の故意にしては確実性が高い予測、意識的に起こされた事故ではあるが自然災害であり証拠は残らない。
万に一つの予測。

超予測「ラプラス計画」
原子単位ですべてを把握認識できたなら、すべてが予測できる。
そこへ少しでも近づこうとするなら、未来に何が見えてくるだろう。
ラプラス計画の技術とその先にある人類の未来は!
その答えが透けて見えるのは円華が謙人の自殺を心配するところだ。

動機はそのまま理由ではなく、感情(父性)の欠落だけでもなく、徐々に姿を鮮明にする将来・未来にも原因があるのではないか。と、ラストのセリフも思わせる。

心情的には円華よりも謙人の方を探りたいところだ。

 

それにしてもダウンバースト予測が定点過ぎて笑う。
認識する条件が違うのかもしれないが、人間を操ることくらいはとても簡単にできそうだぞ。

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