2010年11月09日（火） NHKニュース7
ブックオフ店内をぶらつく中年男を想像していただけないでしょうか。
彼は『いい感じに分厚い本』を手とった。
『ああ、格好のいい本だな。まるで京極夏彦の本みたいだ』
彼はそのまま引き込まれるように立ち読みを始める。
『うんうん、ここはこうなるんだろう。あ、本当にそうなった。あ、あああ、先に書いてあることがわかる。これは！俺は超能力を手に入れてしまったのだろうか。手で触れるだけで本の内容がわかってしまうようになったのか！』
その時点になっても、彼はその本の正体を確かめようとしなかった。
震える手と充血した目で、彼はその本を読み終わった。
『まさしく、途中で気付いたとおりの展開と結末だ・・・』
彼は自分に起こった出来事に驚きと喜びを感じていた。
そして、彼はその本を閉じると棚に戻そうとした。
その時彼は気付いた。
その本の背表紙には『「数えずの井戸」京極夏彦』と書かれていた。
八月に読んでいたじゃないか！
何のことはない。
能力が芽生えたのではなく、逆に能力が衰えていたのだ。
その本を読んだことすら忘れていたのだ。
「変身」東野圭吾 1991講談社
脳移植による性格や嗜好能力の変化～
面白く読みました～
『本来のあるべき自分』に対して『変化』していくことを『乗っ取られる』と感じたから起こる悲劇～その変化していく性格に恐れを感じたがため～
そこにはそれが自分の本性ではないのかという怖れもあっただろう。それを否定するために嗜好と能力の変化が付け足されいるんだな。でも、完全に否定はできていない。
犯人側の事情も～憎むべき相手を別に設定。
でも、それによって性格的な変化への説明にちょっと矛盾が生じていたかも。
『脳のことはまだよくわからない』で済みますけどね。
もしも、これが優秀になって性格も穏やかになっていくなら、自分が失われていくと考えただろうか。
また、命を保全しようとすることで、もっと自分に都合の良い解釈をするのではないか～
いまの東野さんだったなら、たぶんもう少し書き込んでいるだろう。
2010年11月08日（月） NHKニュース7
「あの頃ぼくらはアホでした」東野圭吾 1995集英社
1991年11月号～1992年01月号、1993年04月号～1994年12月号
なんだろう・・・懐かしいテイストなんだけど、この気持ち悪さ。
たぶん、自分の嫌なところを見ているような気持ちになるんだな。
忘れようとしている部分をお思い出させられるのだ。
たぶん、アホじゃない人は笑って読めるのだろう。
でも、アホからすると針でちくちく刺されるような思いになるのだ。
2010年11月07日（日） NHKニュース7
NHKの世論調査発表は明日かあさって、さて、今回はどんな質問か。そして内閣支持率は！
（内閣支持率よりも仙谷支持率を知りたい）
「分身」東野圭吾 1993集英社
『小説すばる』1992年9月号～1993年2月号「ドッペルゲンガー症候群」大幅加筆・改題
最後まで裏切らずに読ませてくれますね。
でも、もう少し何か謎解きがあるのかと思ったら、肩透かしのまま終わっちゃった。
ラストの風景（二人の対面と心象）のためだけの作品かな。
しゃべりすぎる警察官が嫌。
写真や映像で大騒ぎするのが無理。知人のそっくりさんを目の前にすれば、双子程度の驚きはあるだろうけど。
やっぱりね、もう少し仕掛けを変えないと納得できないのね。
敵役を悪く見せようとして無理し過ぎ。
自分のクローンを見て『嫌だ』というのは納得。特に女性だからね～
2010年11月06日（土） NHKニュース7
「毒笑小説」東野圭吾 1996集英社
『世にも奇妙な物語20周年』の「殺意取扱説明書」を確認するために読んだ。
いや～、酷い改悪されちゃったね。もう、アイデアだけ同じで違う作品だね。
「ホームアローンじいさん」を選べばいいのに。安く作れるよ。これも「奇妙」でしょ。「不思議」ではないけど。『世にも奇妙な物語』は、奇をてらった不思議に重きを置き過ぎじゃないのかな。
この本の中の「マニュアル警察」も『世にも奇妙な物語』で映像化されていたんですね。
2010年11月05日（金） NHKニュース7
ビデオを見れば中国側船長の責任が明らかになる。
中国への気遣いで公開を禁止していたことが明らかになった。
それはもう仙谷さんしかいないわけであり、責任は仙谷さんが負うべきだと感情的に思うのだった。
ついでに、その仙谷さんを罷免できない菅総理の責任はもっと重いのかも。
※実は、首脳会談を行うために政府（関係者）が流したのだという疑惑も！
「怪笑小説」東野圭吾 1998集英社文庫
やっぱり落ちが大事だね。
テレビ東京2010年10月～
BS JAPANで再放送
＃01・02（2011-08-26） ああ、いちばん最初は「ゴジラ」や「ジョーズ」的なノリで登場したんだっけ。
＃05（2010-11-05） 第一話から見てます。そこそこ面白いじゃなイカ。まあ、４コマ漫画的キャラクターものですね。
＃06（2010-11-12） イカ娘は数学の天才だったのか！「カイルXY」のカイルと同じだな！はっ！もしや、カイルはイカ娘と同類の侵略者？！はっ！それだから臍がないのか。カイルは海から来たのかも。
イカ娘（第二期）9月26日（27？）～
テレビ東京（テレビ愛知も）
テレビ愛知2010年10月～
＃05（2010-11-05） 第一話から見てますが、あいかわらずアフォです。
＃07（2010-11-19） 少しきゅんとしたり、はらはらしたり、意外と見せるので止められません。
テレビ愛知2010年10月～
＃05（2010-11-05） 第一話から見ている。
意外に楽しめそうな、それでいてどうでもいいような。
ちゃんと笑える。
引きこもりヲタク向け人付き合い教育アニメとしても！
＃06（2010-11-12） 幼馴染～御泊り～
いや、そんな・・・何もしないなんて・・・そんな関係でいられるなんて！
う～ん、それも一つ理想かもしれない。
でも、私には絶対無理だろうな。
へたれなりに、ふざけている振りをして布団に入り込むよ。
＃07（2010-11-19） 俺の妹がこんなに才能あるはずがない！ってか、本当の天才かこの妹は！で、普通にホテルを視察かい！計算かしら・・・おそろしい子！
2010年11月04日（木） NHKニュース7
