「負け犬の遠吠え」酒井順子 2003講談社
『IN☆POCKET』2002年01月号~2003年02月号加筆訂正、書下ろし追加
「自意識過剰」で酒井さんが気になって、これまたタイトルでひっかかるものを選んでしまった。
期待通りの本、言い分だった。すばらしい。
中学の教科書に使えばいいのに。(本当に使っていたりして・・・
そして、政治家と厚生労働官僚の必読書。
読みながら『これは女性だけの話じゃない!』と思っていたら、ちゃんと≪コラム・オスの負け犬≫があった。わはは。
なんだか、5つのタイプ全部に心当たりがある自分がいた。
自覚はあるんですよ。だから、この本を読んだんだよな。
結婚を考えるんだけれど、したいかと問われると別にどうでもいい。どちらかといえば面倒くさいかも。もしかしたら楽しいかもしれないが、楽しいよりも楽がいい。
そうなんだよね、憧れがないんだよね。尊敬とか羨望はあるけど。
サーヤ(黒田清子(さやこ))を同類として扱って(P245)いましたが、この本が出てすぐに求婚され2年後にはご結婚なさいましたよ。はははっ!
女性誌というのは、
読みすぎるとバカになりますが、
読まなさすぎるとブスになるのです。
(P250)
まあ、私の人生とは関係ないけど、近くにいたら面倒くさいのは間違いない。