濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

なげる・・・

2014年01月15日 | 北海道

北海道では、なげるとは、「捨てる」という意味
ただし、捨てる対象はゴミなどの不要物に限るのであって、「金」「ダイヤ」
「人生」といった価値のあるものや、女(男)、動物などを「なげる」とは
言わない・・

つまり、女(男)は「捨てる」ものであり、ゴミは「なげる」ものなのである
また、石やボールを投ずることも「なげる」と言い、「放る」とは言わない

要するに「目的語によって使い方が変わる」という高度な言語性を有する
その語源は、「雪なげ」という習慣の影響が大きいと思われる

北海道では地面に積もった雪を処分することを「雪かき」、屋根に積もった雪を
処分することを「雪なげ」と言うが、これは屋根の上から地面に向かって雪を
「放り投げる」動作からきているという

オイラの目の前を、雪を満載し、何処かへと「雪をなげる」ダンプが通り過ぎた
小樽にて・・・

ツララ

2014年01月15日 | 北海道

小樽運河沿いの日当たりの悪い倉庫のツララ
観光用になにか仕掛けがあるのか?と聞いたら「自然のままですよ」と
返事がかえってきた

これだけ見事なツララをあまり見たことがない
やっぱり北海道の冬はそれだけ半端じゃないっ!てーことを改めて感じた

因みに、ツララの手前に見える赤い実をつけた樹木が「ナナカマド」

小樽運河

2014年01月15日 | 北海道

小樽運河は、内陸に水路を掘ったものではなく、沖合を埋立て、
陸との間に出来た水路。大正12年(1923年)に完成した

戦後は樺太等との交易がなくなったため、物流の拠点としても急速に
廃れていき、それは、無用の長物と化し、放置されていくにつれ、
ヘドロがたまり悪臭が漂うようになった・・・

1986年(昭和61年)には北海道道17号小樽港線が開通する
これに伴い、散策路やガス灯が整備され、大きく様変わりした運河周辺は、
小樽の一大観光スポットに成長し、都市景観100選を受賞するに至った

現在、運河の両岸には煉瓦や札幌軟石で造られた重厚な倉庫群が立ち並び、
往時をしのぶことができる

なんだか横浜港の古き良き時代のミニチュアを見ているようだ・・・

ナナカマド

2014年01月15日 | 北海道

北海道に赴任してから気づいたこと
それは、いたるところの街路樹として「ナナカマド」が植えられ、
真冬でも寒さを忘れさすような真っ赤な実をつけていること

ナナカマドは、オイラの秘密基地がある苫小牧の「市の木」にも
指定されており、街中のあちらこちらで赤い実を見ることができる

画像は、美瑛のワイナリーで撮影した「ナナカマド」
ナナカマドの名前の由来は「燃えにくく、竈(カマド)で繰り返し
7回焼いても焼き尽くすことはできなかった」というのが定説

しかし、この燃えにくい「ナナカマド」を備長炭にすると、火力も
強く、長持ちするといわれ、極上品として扱われている

さて、今朝の苫小牧の冷え込みは一層厳しく、最低気温は-12℃
車はすべてのガラスが凍りつき、ドアも凍って「バリバリッ!」と
引き裂くような音を立てて開けなくちゃいけない!

まさに北海道弁でいう「しばれる」というやつ・・・
まだまだ寒く長い冬が暫く続きます