横浜、函館、そして小樽の3つの港町
さらに、北海道を代表するリゾート地「留寿都(るすつ)村」に共通する「像」がある
正確にいえば、東京の麻布十番、静岡県の日本平、そして、青森県の鰺ヶ沢町にも
「赤い靴」の少女像があり、オイラが知る限り、日本中に7つの像が存在する
野口雨情が作詞した「赤い靴」
赤い靴の女の子には、その童謡のモデルとなった少女がいた
童謡では異人さんと横浜から船で旅経ったとされているが、実際は、孤独のなか、
東京でわずか9歳という短い生涯を閉じたという・・・
少女の名前は 岩崎きみ (1902年~1911)
きみは、母「かよ」の私生児として静岡県清水市に誕生した
その後、「かよ」と「きみ」は追われるように“さすらいの旅”を続け、その終着地は、
道央の羊蹄山の麓に広がる留寿都(ルスツ)の農場だった
当時の留寿都には、この地を開拓してユートピアを建設しようとする人々が続々と入植、
母「かよ」も乳飲み子の「きみ」とともに希望に燃え、開拓に精を出す
そんななか、同じ入植者である鈴木志郎と出会う・・・
画像は、北海道留寿都村にある「きみちゃん像」
手に持つ花はジャガイモの花だそうだ