濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

舞台裏(裏方)

2014年10月31日 | ひとりごと・・

北海道から異動してきて早や!1か月が経とうとしている
振り返れば、これまでのサラリーマン人生はいつも表舞台ばかり、
しかし、いきなり“舞台裏”の仕事を任されてしまった

会社は同じでも、知らないことばかり・・・
しかし、舞台裏で屋台骨を支えるスタッフがいなければ舞台は成り立たない
DeNAの用具係 入来さんがそこに至るまでの心境によく似ている

さて、10月25日(土)のこと
何時もお世話になっているFさんに同行して、DeNA横浜ベイスターズの
合同秋季練習を見学してきた。場所は横須賀・長浦の総合練習場

午前10時過ぎに現地到着
すでに練習は始まっており、外国人、そしてベテラン組を除くメンバーが
キャッチボールを開始していた

その顔ぶれは超!豪華なものだった
石川、筒香、後藤、梶谷、柳田、黒羽根、松本、井出選手、また、投手陣も、
WBCに選ばれた井納をはじめ、山口、加賀、三上、高崎、大田選手など

もちろん、こうした練習に欠かせないのが入来さんをはじめとする裏方さん
用具係、マネージャー、コーチ、グランド整備、トレーナー、栄養士さん・・・

オイラも心境の変化かな?野球ひとつとっても見方が変ってきたような気がする
いままで関心がなかった舞台裏につい目が行ってしまう!

昨日、日本シリーズはソフトバンクが劇的な勝利を収めて日本一を獲得した
また、つい数日前はドラフト会議で多くの選手がプロとして指名を受けた

しかし、新しいプロが誕生するなかで来期以降の契約を解除される選手もいる
大洋時代からグランド整備をされてきた方がポツリと言っていた
「この時期が一番イヤですね・・・」って

その日、練習に汗を流していた藤江選手もそのひとりだ
しかし、その顔には先行きの不安を感じるものは一切!感じられなかった
そして、頼もしく、「必ず続けられるよう頑張ります!」と、

こうして次の行き先が見つかるまでの間、裏方さんたち言葉数は少ないが、
しっかり練習ができる環境を常に整えて続ける

オイラも残りのサラリーマン人生を裏方に徹したい・・・


男心と秋の空・・

2014年10月31日 | ひとりごと・・

明日から3連休!!
少し前まで土曜までは「晴れ」、日曜から「雨」の予想だったが・・・
今朝の予報では、今日から下り坂、文化の日が「晴れ」に変わった

当初の計画では、明日(土曜日)は富士山麓をトレッキング、青空のもとで
なにか美味いものでも食べてこよう!と思っていたけど、予定変更だな・・・
明日は家でゴロゴロ、天気予報を見ながら計画を練り直し

さて、昔は、変わりやすいのは女心ではなく、男心だったそうだ
ときは室町時代、「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」という狂言の台詞がある
その狂言の題目は“墨塗(すみぬり)”という

あらすじはこうだ
田舎大名が京から地元へ帰国することになった
帰国に際し,なじみの女のもとへ別れを言いに行く
それを聞いた女は号泣する・・・

兎に角、歳も身分も関係なく、男は女の涙には弱い・・・
しかし、実は、水で目をぬらして涙のようにみせかけていただけだった
女は、劇団四季、もしくは、それ以上の名演技を続ける!

その演技に騙され、目頭を熱くする田舎大名・・・
しかし、側近がそれに気づき、そっと・・水と墨とを取りかえる
女はそれともしらず墨を塗り、目元が真っ黒になる!というもの

こうしたやりとりのなかでの台詞が、
「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」だった

それから600年!
長い歳月をかけ、いまでは“女心と秋の空”に変化してしまったわけだ

オイラも急に転勤を告げられ、あわただしく横浜に戻ってきたが、
幸い!!ウソ泣きも含め、一切!こうした涙を見ることはなかった!!
というか、むしろ、誰しもが嬉しそうで、ホッ!としたような表情に見えた!?

ある意味、辛いものがある・・・