この1か月間だけで葬儀が5軒。季節の変わり目とはいえ、例年よりかなり多い
身内はさておき、雷門の親方と兄弟分だった本所吾妻橋の親方も逝ってしまった
頑固でわがまま!人の言うことなど聞きやしない!!
こうした性格は色川の親方もまったく同じ!
だけど本当は寂しがりで、面倒見がよく、オイラも大変可愛がってもらった
通夜、そして、告別式と参列したけど、いまだに信じられない・・・
色川の親方、そして、吾妻橋の親方、どちらも突然の旅立ち
浅草の文扇堂さんも同じ、江戸っ子と云われた先輩方がこぞってあの世へ
そのせいか?娑婆の活気がなくなった・・そのぶん、あの世はかなり賑やかに
吾妻橋の親方の出棺。オイラもご遺族の意向で手伝わせていただいた
雷門の寿司屋「野八」の大将、そして本所1丁目の神輿総代など、錚々たる顔ぶれ
また、6区瓦町の鳶頭がお悔やみの意を込め“葬送の木遣り”を奉唱された
頭の正装である赤筋の絆天が霞んで見えない
歳をとると目からも鼻水が垂れるんだね・・・・締まりがなく困ったもんだ