濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

吾妻橋の親方

2016年04月20日 | ひとりごと・・

この1か月間だけで葬儀が5軒。季節の変わり目とはいえ、例年よりかなり多い
身内はさておき、雷門の親方と兄弟分だった本所吾妻橋の親方も逝ってしまった
頑固でわがまま!人の言うことなど聞きやしない!!

こうした性格は色川の親方もまったく同じ!
だけど本当は寂しがりで、面倒見がよく、オイラも大変可愛がってもらった
通夜、そして、告別式と参列したけど、いまだに信じられない・・・

色川の親方、そして、吾妻橋の親方、どちらも突然の旅立ち
浅草の文扇堂さんも同じ、江戸っ子と云われた先輩方がこぞってあの世へ
そのせいか?娑婆の活気がなくなった・・そのぶん、あの世はかなり賑やかに

吾妻橋の親方の出棺。オイラもご遺族の意向で手伝わせていただいた
雷門の寿司屋「野八」の大将、そして本所1丁目の神輿総代など、錚々たる顔ぶれ
また、6区瓦町の鳶頭がお悔やみの意を込め“葬送の木遣り”を奉唱された

頭の正装である赤筋の絆天が霞んで見えない
歳をとると目からも鼻水が垂れるんだね・・・・締まりがなく困ったもんだ

躑躅

2016年04月20日 | ひとりごと・・

ん?こんな漢字みたことがない!!これで「ツツジ」と読む
また、「てきちょく」とも読むらしいが、その「躑躅(てきちょく)」には、
“行っては止まる”という意味がある

つまり、ツツジには、見る人の足を引き止める美しさがあるっていうこと
画像は、道路の歩道脇によく植えられている「大紫躑躅(おおむらさきツツジ)」
躑躅のなかで花が一番大きく、ふつう「つつじ」と言えばこの種類を指す



赤紫色の大輪の花を咲かせるところから「大紫」となった
先にも書いたが、紫といえば高貴な色
芝浦の海岸通りで見つけた“美しい紫色”にオイラの短い足も止まった・・・

地震雲

2016年04月20日 | ひとりごと・・

地震雲とは、大きな地震の前に発生する、生理的・物理的・地質的異常現象のうちのひとつ
環太平洋造山帯系の一部である日本列島、いにしえより地震に関する研究がされてきた
そのうちのひとつが「地震雲」、多くの人々に信じられている現象である

オイラのブログでも度々紹介してきたが、地震雲とおぼしき雲をみたあと、高確率で
地震が発生しているのは事実。オイラ自身も驚いている!というのが率直な感想

さて、その地震雲とは?と聞かれれば、地震雲にコレ!といった形はない
統計的には、「その場所に長らく住んでいる人が見た事がない珍しい形をした雲」
これが“地震雲”であり、こうした怪しい雲が発生した後に地震が起きている

先週末、本牧通りを車で走行中、上空に「うろこ雲」が出現しているのに気付いた
ある専門家によると、地震雲と呼ばれるものは、“層状雲や高積雲の場合が多い”
つまり、高積雲…じつはこれが、うろこ雲そっくりの形をしているという



地震雲と呼ばれる“高積雲”と“うろこ雲”の違いとは?

その1.雲が厚い
うろこ雲よりも高積雲は雲のひとつ一つが厚いのが特徴であり、うろこ雲の場合、
陽の光が透けるが、高積雲は透けない

その2.雲一片の大きさが大きい
うろこ状に見える雲の一片は、高積雲の方が大きいのが特徴である

その3.雲の高さ
うろこ雲の方が空の高い所に出現する。一方、高積雲は地上に迫る様に低い場所に出現する

なお、あくまで参考意見であり、また、オイラの偏った考え方のもとに記事にしており、
結論としては、誰しもが「地震雲」と断定できる雲などない!ということ

山吹(ヤマブキ)

2016年04月20日 | ひとりごと・・

阪神淡路の震災もそうだったように、日ごろは地震と縁がない場所で大地震が起きる
被災された方々にはお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く余震が終息してほしい
しかし、自然の猛威(脅威)を改めて思い知らされた・・・・

さて、先週末、横浜元町にでかけ、駐車場の片隅で見つけた山吹の花
例年、この時期が見ごろであるが今年は少しばかり早く満開を迎えた
画像からもわかるように、すでに最盛期は過ぎているようだった

クレヨンや絵の具にもある「やまぶきいろ」日本では注意や警告を示す「黄色い信号」、
幼児の泣き声や女性の歓声を示す「黄色い声」というような使われ方がされているが、
海を隔てた隣の中国では、黄色が最も高貴な色とされている

その理由は、黄色は皇帝しか着られない(許されない)色だったから
なぜなら、古代中国の思想である「陰陽五行説」では、黄色は中央に位置していること
また、黄河や黄砂があるように「黄色」は“大地を支配した者”を意味する

世界に目を向けてみると、日本をはじめ「紫」を高貴な色としている国は多い
たとえば、ジュリアス・シーザーが皇帝だった頃のローマでは、紫が高貴な色
ローマ帝国でも「紫」は“皇帝しか着られない色”だったそうだ



どうして「紫」が高貴な色とされたのか?その理由はいたって単純な話だ
紫の染料は希少な貝から採っていて、染料を1g得るのに、約2千個の貝が必要だった
希少だけに相当高価!民間人の使用を禁止し、“ローマ紫”“帝王紫”と呼ばれた

こうした思想が中国を経由して日本に入り、日本でも「紫」が高貴な色と位置付けられた
ちなみに、聖徳太子の時代に冠位十二階は位の高い順に紫、青、赤、黄、白、黒であり、
とくに、紫は「禁色」として庶民には許されていなかったとか

かなり遡るが、博多に赴任していた当時、神官の装束(色)について書いた記憶がある
もし時間があればブログ内を検索していただきたい