きょうの芝浦運河は快晴。きのうに比べりゃ風もなく穏やかな冬のいちにちである
今週、日本海側を中心に大雪をもたらした“強い冬型の気圧配置”であるが、
西のほうから徐々に緩んでいくそうだ
とはいえ、西日本から東北地方の日本海側を中心とした広い範囲では、いまもなお、
断続的に大雪が降っていて、鳥取県内を中心に多数の車が立ち往生しているという
こうした地域では、不要不急を除き、できるだけ車での外出を控えていただきたい
一方、オイラの秘密基地がある横浜では、すでに木の芽がぐんぐん大きくなってきて、
すでに梅の花もほころび始めている。先週は、チラチラと、雪の降る寒い日もあったけど、
確実に“春の気配”を感じ始めている今日この頃である
さて、1月を和暦でいうと「睦月(むつき)」
睦月とは、家族や親戚が集まって、仲良く睦み合う月であり、「結びの月」とされている
しかし、昨今、1月=睦月・・・と思いがちであるが、それは大きな間違いである
新暦の正月は2017年1月1日。これは子供でも知っている。お年玉をもらえる日だから!
ところが、正式な睦月・・・つまり、和暦でいう新年の始まりの日は1月1日ではない
睦月は、立春に近い新月の日から始まるとされている
ということで、2017年は1月28日が立春に最も近い新月
2017年は、この日から「睦月」が始まり、昔はこの日から人々が互いに行きかうことで
さらに絆を深め、ともに感謝するときとされている
つまり、睦月(正月)とは、日頃、顔を会わせることのない親類縁者の優しさに触れる時
また、同窓会などで旧友と再会するとき。さらに、幼いころの自分を思い出し、これまで
育ててもらったことや、年賀状で懐かしい“縁”に心がほっこりするときなのである
こうして自分が此処に存在できているのは、永遠に連なるご先祖様たちのおかげである!
両親がいて、そのまた両親(祖父母)がいて、数百人、数千人との出会いやご縁・・・
そのおかげで存在しているということにあらためて感謝!!
これって、文章で表現すればたった数行で終わってしまう
しかし、ある意味、これって「奇跡」といっても過言ではない!
そして、なんて!神秘的なことなんだろう!!!と、オイラは思っている
ところが、当たり前であるが、この世に存在するということは決して楽なものじゃない
とくに、歳を重ねるごとに、いろんな場面に遭遇する・・・
堪え難いこと、辛いことも少なからずある。これも神様がくれた試練・・・
しかし、夜がくれば朝になり、冬がくればいつしか春がやってくる
繰り返される時の流れが、痛みを癒してくれる・・・その繰り返し
生かされているということにただただ感謝!!だから睦月は「祈りと感謝の月」
また、「睦月」=「結(ムスビ)」は「産霊」から誕生した言葉である
産霊とは、神道において、物事が始まったり、動き出したりすることを意味する
つまり、新しい命が吹き込まれることだ
睦月(正月)には、節会(せちえ)を祝う料理として“おせち料理”があるが、
おせちには必ず“人との結(ムスビ)を祝し”“結び昆布”“結びこんにゃく”“結び三つ葉”
など、結んだ形の具材が入っている
祝い箸と呼ばれる柳の両口箸にも意味がある
神とともにいただくという神人共食のあらわれであり、それ故、『結び』という言葉は
『産霊(むすび)』とも書く
このように、「結び」の語源である『産霊(むすび)』は、日本の神道でも重要な概念
「産(むす)」は生じる、「霊(ひ)」は神秘的、霊的な働きを示している
西暦では1月も終盤、すでにお正月ムードといったものは欠片も感じることはない
しかし、あらためて、人が互いに行き交い、結ばれることを大切にするという意味で、
睦月は「ご縁」に感謝する月・・・そう感じてみてはいかがか
さらに、あと10日も経てば節分がやってくる
春分の前日である節分。1年でもっとも大きな節目。これを境に、必要のないご縁は
自然に消えてゆき、逆に、昨年までは考えてもみなかった新しいご縁も生まれる
そのすべては人間の浅はかなエゴとは関係なく、大いなるものの手に委ねられている
そこに感謝がなければどんなに欲しいものを手に入れても、心が満足することはない
その時々の最善を尽くしながら、最後は人智を越えたものに委ねている
その感謝のなかにのみ「真の幸福」があると云う
人を批判したり、攻撃したりすることから、よい結果が生まれるわけがない
自分が正しいと思うことであっても、他人にとっての正しさ(尺度)は異なる
それぞれの考えを尊重しながら、人としてこの世に同時に生きていることに、
慈しみや感謝の気持ちを持って、今年も静かに過ごしていきたい・・・
わかっちゃいるけど“なかなか実践できない”これが現実かもしれないね~~
今週、日本海側を中心に大雪をもたらした“強い冬型の気圧配置”であるが、
西のほうから徐々に緩んでいくそうだ
とはいえ、西日本から東北地方の日本海側を中心とした広い範囲では、いまもなお、
断続的に大雪が降っていて、鳥取県内を中心に多数の車が立ち往生しているという
こうした地域では、不要不急を除き、できるだけ車での外出を控えていただきたい
一方、オイラの秘密基地がある横浜では、すでに木の芽がぐんぐん大きくなってきて、
すでに梅の花もほころび始めている。先週は、チラチラと、雪の降る寒い日もあったけど、
確実に“春の気配”を感じ始めている今日この頃である
さて、1月を和暦でいうと「睦月(むつき)」
睦月とは、家族や親戚が集まって、仲良く睦み合う月であり、「結びの月」とされている
しかし、昨今、1月=睦月・・・と思いがちであるが、それは大きな間違いである
新暦の正月は2017年1月1日。これは子供でも知っている。お年玉をもらえる日だから!
ところが、正式な睦月・・・つまり、和暦でいう新年の始まりの日は1月1日ではない
睦月は、立春に近い新月の日から始まるとされている
ということで、2017年は1月28日が立春に最も近い新月
2017年は、この日から「睦月」が始まり、昔はこの日から人々が互いに行きかうことで
さらに絆を深め、ともに感謝するときとされている
つまり、睦月(正月)とは、日頃、顔を会わせることのない親類縁者の優しさに触れる時
また、同窓会などで旧友と再会するとき。さらに、幼いころの自分を思い出し、これまで
育ててもらったことや、年賀状で懐かしい“縁”に心がほっこりするときなのである
こうして自分が此処に存在できているのは、永遠に連なるご先祖様たちのおかげである!
両親がいて、そのまた両親(祖父母)がいて、数百人、数千人との出会いやご縁・・・
そのおかげで存在しているということにあらためて感謝!!
これって、文章で表現すればたった数行で終わってしまう
しかし、ある意味、これって「奇跡」といっても過言ではない!
そして、なんて!神秘的なことなんだろう!!!と、オイラは思っている
ところが、当たり前であるが、この世に存在するということは決して楽なものじゃない
とくに、歳を重ねるごとに、いろんな場面に遭遇する・・・
堪え難いこと、辛いことも少なからずある。これも神様がくれた試練・・・
しかし、夜がくれば朝になり、冬がくればいつしか春がやってくる
繰り返される時の流れが、痛みを癒してくれる・・・その繰り返し
生かされているということにただただ感謝!!だから睦月は「祈りと感謝の月」
また、「睦月」=「結(ムスビ)」は「産霊」から誕生した言葉である
産霊とは、神道において、物事が始まったり、動き出したりすることを意味する
つまり、新しい命が吹き込まれることだ
睦月(正月)には、節会(せちえ)を祝う料理として“おせち料理”があるが、
おせちには必ず“人との結(ムスビ)を祝し”“結び昆布”“結びこんにゃく”“結び三つ葉”
など、結んだ形の具材が入っている
祝い箸と呼ばれる柳の両口箸にも意味がある
神とともにいただくという神人共食のあらわれであり、それ故、『結び』という言葉は
『産霊(むすび)』とも書く
このように、「結び」の語源である『産霊(むすび)』は、日本の神道でも重要な概念
「産(むす)」は生じる、「霊(ひ)」は神秘的、霊的な働きを示している
西暦では1月も終盤、すでにお正月ムードといったものは欠片も感じることはない
しかし、あらためて、人が互いに行き交い、結ばれることを大切にするという意味で、
睦月は「ご縁」に感謝する月・・・そう感じてみてはいかがか
さらに、あと10日も経てば節分がやってくる
春分の前日である節分。1年でもっとも大きな節目。これを境に、必要のないご縁は
自然に消えてゆき、逆に、昨年までは考えてもみなかった新しいご縁も生まれる
そのすべては人間の浅はかなエゴとは関係なく、大いなるものの手に委ねられている
そこに感謝がなければどんなに欲しいものを手に入れても、心が満足することはない
その時々の最善を尽くしながら、最後は人智を越えたものに委ねている
その感謝のなかにのみ「真の幸福」があると云う
人を批判したり、攻撃したりすることから、よい結果が生まれるわけがない
自分が正しいと思うことであっても、他人にとっての正しさ(尺度)は異なる
それぞれの考えを尊重しながら、人としてこの世に同時に生きていることに、
慈しみや感謝の気持ちを持って、今年も静かに過ごしていきたい・・・
わかっちゃいるけど“なかなか実践できない”これが現実かもしれないね~~