濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

山笠!法被(はっぴ)と半纏(はんてん)

2007年07月06日 | 博多祇園山笠
山笠の法被は、正装として認められている「長法被」と、
山舁きのときに着用する「水法被」の2種類がある。

長法被の素材は絣(かすり)が一般的で、着丈も膝上ぐらい
あるのに対し、山舁きのときに着用する水法被は綿素材で
着丈は腰ぐらいまでしかない。
(注)実際には端を結んでしまうので腹が出てしまう!

さて、なぜ、山舁きのときに着用する法被を「水法被」と
いうのかというと、勢い水を浴びるから!であり、また、
なぜ、法被の前を固く結ぶのかというと、万が一!転んだ時
でも法被を掴んで起こしやすくしているためである。

オイラ自身もそれが活用されている場面に何度となく遭遇
したが、実際、これで命を救われたのぼせもんも少なくない。

ところで、大半の人は「法被」と「半纏」の区別がつかない
のでは?と思うが、いかがなものか?

オイラが長年参加している江戸御輿(三社祭や神田祭 他)
で着用するのは「半纏」であり、ギャラリーから「粋な
法被ですね」なんて声をかけられるが、「法被じゃねーよ!
これは半纏ってーんだよ!」と一喝してやる。

もともと、法被は胸紐つきの単(ひとえ)であるのに対し、
半纏は袷(あわせ)が基本。これで法被と半纏を区別する。

だから、半纏を羽織る場合、袷をしっかり固定するために
「帯」が必要となる。

因みに、オイラの場合、三社祭のときにする帯は、正絹の
「博多帯」を長年愛用している。

しかし、博多の山笠も、浅草の三社祭でも、法被、半纏の
着こなし方、また、持っている「小物」を見れば、大概は
その人物の器量(力量)がわかる。



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