博多祇園山笠のフィナーレを飾る7月15日早朝の「追い山」。
テレビでも生放送され、山笠といえば誰もが「追い山」を思い浮かべる。
午前4時59分、勇壮な掛け声とともに、舁(か)き山笠が次々と櫛田神社の
清道になだれ込む。地響きと歓声。観客席の興奮も最高潮!に達する。
それから約一時間、朝日に満ちた櫛田神社の境内に、厳かな笛や太鼓の音が
響き始める。
午前6時、荒ぶる神を鎮めることを目的に櫛田神社の能舞台で「鎮めの能」が
奉納される。
この「鎮(しず)めの能」こそが、山笠の本当の締めくくりである。
鎮めの能は、黒田藩ゆかりの喜多流梅津社中の能楽師により、1668年に
奉納が始まったとされる。居囃子(はやし)「翁」、舞囃子「高砂」が定番。
戦時中に能装束などが焼失し、現在は裃(かみしも)姿で能が献上されるが、
櫛田神社に伝わる翁の面は年一度、鎮めの能だけでしか見ることができない。
1年の平安を願って奉納される山笠の神事。
しかし、華やかで豪壮な「追い山」ばかりが注目され、鎮めの能は、地元
博多の住人でも意外と知られていない。
今週、西中洲の小料理屋で交わされた地元のおいちゃん達の会話。
本当は“バリバリの博多弁”だったけど、共通語で記載した。
「山笠の最後は“鎮めの能”だってことを知ってもらえるようになりたいね」
「舁き山笠は動で、鎮めの能が静、これが1つとなって博多に夏を連れてくる」
去年、オイラも初めて「鎮めの能」を見た。
これを見ないと本当の祭りは終わらない・・・かも?
テレビでも生放送され、山笠といえば誰もが「追い山」を思い浮かべる。
午前4時59分、勇壮な掛け声とともに、舁(か)き山笠が次々と櫛田神社の
清道になだれ込む。地響きと歓声。観客席の興奮も最高潮!に達する。
それから約一時間、朝日に満ちた櫛田神社の境内に、厳かな笛や太鼓の音が
響き始める。
午前6時、荒ぶる神を鎮めることを目的に櫛田神社の能舞台で「鎮めの能」が
奉納される。
この「鎮(しず)めの能」こそが、山笠の本当の締めくくりである。
鎮めの能は、黒田藩ゆかりの喜多流梅津社中の能楽師により、1668年に
奉納が始まったとされる。居囃子(はやし)「翁」、舞囃子「高砂」が定番。
戦時中に能装束などが焼失し、現在は裃(かみしも)姿で能が献上されるが、
櫛田神社に伝わる翁の面は年一度、鎮めの能だけでしか見ることができない。
1年の平安を願って奉納される山笠の神事。
しかし、華やかで豪壮な「追い山」ばかりが注目され、鎮めの能は、地元
博多の住人でも意外と知られていない。
今週、西中洲の小料理屋で交わされた地元のおいちゃん達の会話。
本当は“バリバリの博多弁”だったけど、共通語で記載した。
「山笠の最後は“鎮めの能”だってことを知ってもらえるようになりたいね」
「舁き山笠は動で、鎮めの能が静、これが1つとなって博多に夏を連れてくる」
去年、オイラも初めて「鎮めの能」を見た。
これを見ないと本当の祭りは終わらない・・・かも?
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