


愚弟の施設の看護師から2本の留守電が入っていた。
折り返し電話をして返事を待っていたけど返事は無し・・・。
待ち疲れて買い物も遅れ、夕飯もダラダラ。
疲れ果てて早めに寝たら夜中に目が覚めてなかなか眠れず。全く困ったことだ。
ブログに何処まで書いていたか忘れたけど、先月今年度の契約をしに施設に行ったときの愚弟の様子は書いた。
その後、薬を飲まそうとしたヘルパーさんを殴打したらしく施設から厳重注意の電話があって・・・。
3月14日には下半身裸で食堂に現れ、また施設から厳重注意の電話があった。
その後、訪問皮膚科の診察を受けて、体中の湿疹が「疥癬」であることが判明。
他の人に感染するので、3週間の部屋での隔離、家族も行くことが出来なくなった。
完治することはなかなか困難そうで困ったなぁと考えている。
看護師さんに薬は塗ってもらい、内服薬も処方されていた。
食事は部屋に運ばれているので、「なかなか食べないので、施設でバナナとかパンを買って食べてもらっている。費用が掛かりますがかまいませんか?」という事後承認の留守電だった。
そして今日、施設長からもう一度確認の電話があって、たぬ吉が、「よろしくお願いします。」と頼み、10時頃にダイエーに行って愚弟の好きそうなものを段ボール箱一杯をゆうパックで送って帰ってきた。
賞味期限を考えて買ったつもりだけど、あったらあっただけ食べる愚弟だから、食べ物の封を全部開けてしまうのではないかと心配だ。
しかし、それも仕方がない。
昼ご飯を食べようとしたら、また施設長からたぬ吉に電話。
愚弟が、「腹が減った。」と全裸で食堂に現れ、施設の人に自分の部屋に戻されたらしい。11時半と12時過ぎに現れたらしい。
自分の部屋に食事が運ばれてくるのを待ちきれずの暴挙だろう。
愚弟は自分の部屋ではほぼ全裸らしい。
世話をしてくれるヘルパーさんはさぞかし困っている事だろう。
もう、恥もプライドも何もなくなってしまったのだろうか?
施設長からは、「今後もこんなことが続くようなら施設から出ていただきたい。」と言われた。
たぬ吉が電話で注意しようと電話をかけたけど繋がらない。
あれだけ夜中に電話されて困っている愚弟の電話だが、こちらからかけれなくなると、それはそれで大変困る。
充電器に繋ぐことも出来なくなったのだろうか?
一番困るのは、あの施設から出されたら、愚弟は何処に行けばいいのか。
「甲子園に実家に帰りたければ帰ってもいいんだよ。」とたぬ吉はいつも言うけど、誰が世話をするの?
たぬ吉も、ねこ吉は通って世話をすることは無理です。
疥癬になって体中痒くてイライラするのは判るけど、1日も早く治して、また食堂で食事が出来るようになれればいいんだけど。
治す努力は全くしない。愚弟の頭の中に、我慢とか努力の文字はない。
たぬ吉も頭を抱えている。
流石にたぬ吉も、昔の愚弟の愚痴を言っていたけど、それに乗ってねこ吉が一緒に愚痴るのは良くないと我慢しておいた。
たぬ吉はどんなに悪口を言っても身内だからすぐ許せる。
ねこ吉は他人だから、絶対許せない。