ダニエルでデジュネ

シネ・リーブルの会員は金曜日１０００円だから、なかなか見に行けなかった映画
「ディア・ドクター」を見て来た。

インフルエンザの再流行で映画に行くことを迷ったけれど、そろそろ公開も終わりそう。
１０：１０だけの１回上映。
家を９：３０に出た。

最初は、普段テレビで見る笑福亭鶴瓶なんだけど、だんだん違う顔になる。
ねこ吉お気に入りの瑛太の役どころも、まずまずいい感じ。
香川照之が何かキラッと光ってた。

お腹空いたから昼ごはん食べて帰ろうっと・・・。

この間、大丸別館にあるダニエルでカニュレを買ったときから、今度来たら
ランチしようと思ってたんだ。
四方ガラス張りのサンルームのようなお店。南仏のイメージかな・・・。

ダニエルはフレンチだから、ランチとは言わないでデジュネって言うんだって！




まず、デミタスカップに入った南瓜のスープが出てきた。




前菜３種

右からコールドチキン？花韮とレンズマメとラディッシュピクルス添え。
ピンクの何か判らない野菜が乗っていたので、ねこ吉はお店の人に名前を聞いたよ。
真ん中は卵と何かのムース？
左はオリーブ油のかかったパンとサラダ。薄切りの深紅のビーツが入ってた。
ドレッシングはバルサミコ酢だけ。



メインのパスタはサラミとキノコ。何のキノコか判らなかったけど・・・。
フレンチ特有の大きなお皿に少ない料理。
直径３０センチはある円盤のようなお皿に、直径１０センチぐらいの窪み。
その中にパスタが上品に盛られている。
ご丁寧に山の絵のようなのは、バルサミコ酢で描かれてる。

ねこ吉はもっと食べられるよ。

パスタまではすんなりサービスされたんだけど、最後の紅茶をなかなか持ってきてくれない。

せっかちのねこ吉はイライラする。

「アッサム地方まで紅茶摘みに行ってるちがう？遅いなぁ・・・。」

フレンチでデジュネするマダムがこんなこと言うたらアカンよねぇ・・・。

こんなところに・・・。

ここは、何処？

ここは岡本の山手幹線沿いのビルの冷房の室外機の前。TSUTAYAの近く。
何とここにヨウシュヤマゴボウが生えている。

隙間なく歩道のブロックが敷き詰められていて、土など何処にもない。
一見、植物が生きていく環境ではなさそうだけど・・・。
何かのはずみで落ちた一粒の種子。わずかの土を求めて入り込み根付くなんて・・・。
雑草の力強さは見習うべきものがあるワァ！



容赦ない陽射しを受けて少々へこたれているけど、こんな過酷な環境でも
しっかり生きている。
ウキペディアによると、北米原産で明治時代に日本に入ってきた帰化植物で
雑草化したそうな・・・。
食用のヤマゴボウと違って毒があるんだって！



濃い紫の実をつけている。
息子が小学校１年生のとき、理科の実験で色水を作るのでヨウシュヤマゴボウを探しに
原っぱに行ったけど見つけられなかった。
あの頃は松戸に住んでいて、結構田舎（いや違う！）、自然に恵まれていたんだけど・・・。

遥か、遥か遠い昔の出来事・・・。

このトンボは何ていう名前なんだろう？
マンションの植え込みに留まっていた。

どうせすぐ逃げるだろうと思いながら、携帯のカメラを構えた。

「えー！逃げへんの？」

こっちがびっくりするくらいカメラを近づけても逃げなかった。

トンボを見かけると、やっぱり秋だなぁって思う。


昔々まだねこ吉が小学１年生か２年生だった頃、母に連れられてお墓参りに行った。
今もねこ吉は、そのお寺にお参りに行っているけど当時は庭に池があった。
その池に一杯オハグロトンボがいた。

葉に留まっているものは、後ろからそっと手で捕まえられた。

毎年たくさんいたので「今年こそ捕まえて帰ろう。」と思ったのだろう・・・。
その年、ねこ吉は虫かごを持ってお墓参りについていった。

たぶん、母がお墓の掃除をしている間もねこ吉は、いくらでも手で捕まえられる
のが面白くて、次から次へと虫かごに掘り込んでいたのだと思う。

虫かごが黒く見えるくらい一杯捕まえて帰りのバスに乗った。

バスは混んでいた。

降りる停留所が近づいて、人ごみをかき分けて降車口に向っていたのだと思う。
何かの弾みで虫かごの蓋が開き、車内にオハグロトンボが舞った。それも群舞で・・・。

その光景は、約半世紀？たった今でも鮮明に覚えている。

きっと母とねこ吉と一緒にバスを降りたオハグロトンボも何匹かいただろう。
また、車内に残ったまま終点まで乗り続けたオハグロトンボもいただろう。

何匹かは虫かごに残ったまま家にもって帰ったんだろうけど、全く記憶にない。

お寺の池は埋め立てられ、もうオハグロトンボなどねこ吉は見たことがない。

遥か遥か、遠い昔の出来事・・・。

猫、猫、猫

ねこ吉のブログは、最近動物ネタばっかりやなぁ・・・。

この猫は８月１６日に福池公園の前のたこ焼屋さんと隣の家との隙間にいた。
ここは地域猫の住処らしく、前もクーラーの室外機の上で昼寝していた微妙な柄の猫がいた。

この白い猫は、前に写真を撮ろうとしたら逃げられた。
今日はやけにおとなしい。何で？



一枚写真を撮らせてくれた後、立ち上がった。
後ろの室外機には、あの前に昼寝していた微妙な柄の猫がいた。
きっと指定席なんだろうな。
右手下の方に、別のトラ猫が・・・。



トラ猫が、突然割り込んできた。

しきりに鳴いて、ねこ吉に何かを訴える。

ねこ吉は「ソロモン王の指輪」持ってへんから何を言ってるかわかれへん！

「この娘、俺の彼女。俺の許可なく写真撮るな！」

それとも、

「お盆休みでたこ焼屋さん休みやねん。まだご飯もらってないねん。」
って鳴いてるのかな？

普段はたこ焼屋さんのオバちゃんにカリカリの餌をもらっているから。




そんなに見つめられても困るワァ・・・。
ねこ吉は、あんたらが食べそうなもの何も持ってないねん。

いつもはすっ飛んで逃げて写真を撮らせてくれない猫たちも、今日は様子が違う。

やっぱり、お腹が空いてたんやろか・・・。

お盆休みも、もう終わり。
明日お店が開いたら、オバちゃんがまたご飯くれはるわぁ。
もうちょっと我慢しとき。

動物たちは働いていた。

二重瞼が可愛いね。脳みそ少なそうだけど・・・。
長い首をヒョコヒョコさせながら、あっちに行ったりこっちに来たり。
全く落ち着きがない奴ら・・・。

２回動物園に行って感じたこと・・・。

アクリル板の進化で、ライオンやトラなどの猛獣も近くで見ることができる。
昔ではとても考えられないことだ。
板一枚向こうにトラがいたときは、さすがに感動した。
口を開けてヨダレを垂れていた。

すぐ近くに動物が来過ぎて、かえってピンボケ写真になると言う贅沢な悩みも・・・。
カメラも望遠のデジカメで、動物のドアップが写せる。
猛獣たちの精悍な表情も写せるし、またちょっと間の抜けた可愛い顔も撮れる。

コアラやパンダはいつ見ても寝ていてつまらないと思っていたけど、
今回の餌やりタイムでコアラの体内時計の正確さには驚かされた。

動物園の動物は餌がもらえるので、飢える心配がない。
野性味には欠けるけど、観客にサービスもしてくれる。

ライオンの夫婦は、誰からも見える高いところで、いちゃついてくれる。
写真を写しやすい場所で、ポーズをとってくれた。

トラは何度も間近まで来て、吼えてみたりもする。

オオヤマネコは「写真か？」といって振り向いてくれたような・・・。

皆餌をもらっている分、動物園で観客を相手に仕事をしている。

昔お気に入りだったアニメ「バケツでごはん」を思い出した。

ペンギンのギンペーは上野原動物園に地下鉄で通勤していた。
飼育員さんと仲良くしている。時には気も使う。
決まり文句は「俺は中途採用やから。」

まさか「バケツでごはん」のようなことはないやろけど、
王子動物園の動物たちは飼育員さん達と打ち合わせぐらいはしてそう・・・。

ねこ吉動物園に行く（その８）

これはプレーリードック。
北米の草原地帯プレーリーに穴を掘って住んでいる動物。
愛嬌はあるけど脳みそ少なそう・・・。

前にテレビで巣穴にバキュームをつっこんでプレーリードックを捕獲していた。
気を失ったままドンドン吸い込まれていく様は、おもしろくてちょっと悲しいような・・・。



檻といってもアクリル板で出来ているので、中の様子はとてもよく見える。
プレーリードッグの習性を考えてか、檻の中にはサラサラの砂を盛ってある所がある。
ねこ吉の前でポーズをとった後、砂地に戻って前足で砂を掘る。
掘っても掘っても、サラサラだから穴は出来ない。
気が済んだら、またねこ吉の前にやってくる。

小さな両手をかわるがわる上下させて、「シュッシュ、シュッシュ」
アクリル板を磨く。
まるで窓拭きをしているみたいだ。
その様子の可愛いこと・・・。

ときたま大の字になったままジャンプをしてくれるけど、一瞬の出来事で
ねこ吉のカメラの腕では写せない。

ねこ吉動物園に行く。（その７）

ネコ科の皆さんがいる檻にやってきた。

だいたい高いところから睥睨しているマヌルネコが今日は珍しく下におりていた。
いつもガン飛ばしているのに、いったいどうしたのかな？



ちょっと太り気味？
体がマルッとしていて可愛いね。



結局いつもの高い場所に登っていった。
マヌルネコは、この場所に来ると自動的に「キリッとした顔」になるらしい。

ねこ吉、動物園に行く。(その６）

コアラ舎にやってきた。
さすが人気者だ。とてもいい住環境で生活しているみたい。

ねこ吉は何回か動物園に来たけど、コアラはいつも寝ている。
今回も木の股に挟まって寝ていた。



突然目を覚ます。
コアラ舎の外をユーカリの葉を積んだ車を引くおじさんが通っている。

「何で起きたのか判ったワァ！餌の時間やったんや。動物の体内時計って正確やね。」



おじさんが花瓶のような容器にユーカリを入れて用意している間
コアラはしっかり起きてカメラ目線で観客たちにサービスをしてくれる。

ねこ吉は初めてコアラの顔を見たよ。



さぁ、観客も喜ばしたし、ユーカリ食べるぞぉ！

ねこ吉、動物園に行く。（その５）

フラミンゴの池を左に曲がって、ふれあい広場にやってきた。

ガチョウやウサギ、モルモットなど、子どもが触っても大丈夫な動物たちが普段いるのだろうけど、
雨なのでガチョウしかいなかった。

子どもたちもほとんどいないので、ここの動物たちは楽というか、暇というか・・・。




柵に入っているラマ？が、遠巻きにねこ吉たちを見ていた。
近づくとつばを吐きかけられるというので、あえて近づかず望遠で撮った。

見えてるのは下の歯？何となく上から目線やん！
人を小馬鹿にしたような態度は許せんけど憎めない奴。



ミミナガヤギだって！まんまの名前に思わず笑う。
完全に耳が破れてる。ボロボロやんか！
何かを食べて、口をモゴモゴさせていたので口の辺りだけピンボケ。
天然パーマのヘヤスタイル。
目と目の間はすごぉーく離れてる。
こんな顔何処かで見たことがある。ああ、誰に似てるんやろ・・・。思い出されへん。



これはヤギ。雑種やて！
性格暗そう・・・。
メッチャ上目づかいやね。

今日は偶蹄目の皆さんでした。

明日へとまた、また続く。

ねこ吉、動物園に行く。（その４）

昨日、ねこ吉は小雨がぱらつく中たぬ吉と動物園に行った。
ただいま「行こう、神戸」キャンペーン中なので入場料は無料。

梅雨明け宣言から、すぐ台風がやってきた。全くどうなってるの？この天気。

ゲートをくぐってすぐ左、フラミンゴが一杯いる池がある。
朱色、白、グレイ、それぞれがギャーギャーとすごくうるさい。
ずっとウロウロしているのでピントが合わない。

嘴が真ん中辺りからガクンと急降下。魔法使いのおばあさんの鼻みたい。
顔の割りに目が小さいのが可愛くない顔に輪をかけている。



サーモンピンクの水かき。
何かプラスチックみたいやね。



春にはカップルが誕生したらしく、グレイのほやほやした産毛が残る雛たちが
一杯いた。
体は小さくても一人前に嘴はもう曲がってる。

明日に続く・・・。

暑い、暑い一日

梅雨が明けたら、即立秋？
暦の上ではもう秋なのかぁ・・・。

しかし暑い！暑いぃー！
家の台所とリビングは東向きなので朝ごはんを食べるときから暑い。

今日はたぬ吉は土曜出勤で会社に行った。
ねこ吉は、家にいてもクーラー入れっぱなしでボォーっとしているだけだから
ファッション美術館に「超絶刺繍」を見に行くことにした。

今「行こう、神戸」キャンペーン中なので入場無料だし・・・。

汗を拭き拭き、三井住友銀行の前でバスを待つ。
何とバスはねこ吉とオッちゃん二人を乗せて出発した。

皆暑いからクーラーの効いた部屋でジッとしているのかなぁ・・・。
六甲アイランド行きのバスも最近は、御影方面を回ってずいぶん遠回りになった。
途中バス停ではないところでバスが停まり、母親と浮き袋を持った男の子が乗ってきた。

その親子はプールのあるバス停で降りずに、ねこ吉が降りた終点で降りた。
降りるなり待ち合わせしていた別の親子と、噴水のある方へ走っていった。

そこではこのとおり・・・。



子どもが泳いでる。
親も子どもを見ながら喋っている。

え？ここはプールではないはず・・・。
皆賢いネェ・・・。ここなら入場無料やわ！

ねこ吉が「超絶刺繍」見て、ランチしてバス停まで歩いていたら、
まだまだ、たくさんの親子が水遊びしていた。

岡本でバスを降りたらあまりの暑さにクラクラしたよ。
ＴＳＵＴＡＹＡにフラフラと入って、また「１００選１００円」の「初恋の来た道」を借りた。

ねこ吉は中国語の夏期講座は受けていないから、もうかれこれ１ヶ月は中国語とご無沙汰。
普段から落ちこぼれてるのに、何の復習もしていないので綺麗さっぱり忘れてる。

「初恋の来た道」は台詞も少ないので中国語初心者向けとテキストのコラムに書いてあった。

「嘘やぁ！」

何も聞き取れず。結局字幕ばかり読んでいた。
黄葉の中を走るチャン・ツィイーが可愛い。デビュー作だって。

ああ暑い一日だった。クーラーを切る勇気が無い。

こんなん見つけた！

昨日、三宮のセンター街を歩いていたら、こんなん見つけた。
薬局の入り口で、マスクの安売り。

５月、新型インフルエンザ国内感染が神戸高校から発生。
外出にはマスクをするように連日マスコミでいわれ、薬局でマスクが売り切れ。
消毒薬も売り切れ。

友人からマスクをもらったねこ吉は、大いに助かったが消毒薬は手に入らず。
仕方なく除菌お手ふきウェットシートを３パックも買い込んだ。
隣のスーパーにもマスクをして行き、電車に乗ればマスクをした人ばかり。

前のブログを読み直したら、「マスク１０枚１５００円」で売っていたと書いていた。

マァ、ずいぶん値下がりしたもんだ。
あれだけ大騒ぎしたのに、今マスクをしている人はほとんど見かけない。

神戸の街は新型インフルエンザで観光に打撃を受け、いまだに回復していないらしい。
新型インフルエンザがもたらした後遺症やね。
神戸の美術館、動物園は今入場無料です。


先日、高校総体でインフルエンザに感染した高校生が出場辞退、棄権などが出ているとか・・・。
地味に報道されていた。

あれだけマスコミで騒がれたインフルエンザも、今報道されることはほとんど無くなった。

でも、日本各地で、いや世界で感染者がまだ出続けている。

このまま冬になって、季節性のインフルエンザと新型インフルエンザが共存するんやろか・・・。

嗚呼、恐ろしい！

最近、ねこ吉がハマっていることは・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　（写真は摂津本山駅前の二楽園の観葉植物。）

７月の初め山手幹線沿いにＴＳＵＴＡＹＡが出来た。
今まで住吉のＴＳＵＴＡＹＡに借りに行っていたねこ吉には、とっても便利。

マンマ・ミーアは正規の料金でレンタルしたけど、「ナイトミュージアム」は
この夏に続編が公開されるのを記念して半額だった。

最近すっかりはハマっているのが、「１００選１００円」

いろんなジャンルの映画、新旧取り混ぜて２泊３日で１００円也。

ねこ吉の映画やＤＶＤを見る時のモットーは・・・。
それはお金を出して悲しい思いや怖い思いはしたくない。
したがって、「心が泣いた」「誰のために死ねるか」「ザ・サスペンス」などの
ジャンルは、原則として借りない。

「２５年目のキス」「メラニーは行く」を借りた。
まあ、楽しめた。

「ムーラン・ルージュ」はヒロインが死んでしまって悲しい思いをした。
ミュージカル＝楽しいと思っていたのが間違いだった。

今日は「クレーマー・クレーマー」と「ブリジット・ジョーンズのきれそうな日記」を借りてきた。


クーラーの効いた部屋でアイスティーを飲みながら「クレーマー・クレーマー」を一人で見た。
あー、極楽極楽。
「クレーマー・クレーマー」のジャンルは「心が泣いた」だったけどね。
ダスティン・ホフマンもメリル・ストリープも若い！
３０年も前の映画だもんね。

明日は「ブリジット・ジョーンズのきれそうな日記」を見ようっと・・・。

掃除もろくにせず、料理も手抜き。涼しい部屋でＤＶＤ三昧なんてやってると
そのうちツケが回ってくる予感が脳裏をかすめるけど、無視、無視、無視ぃー！