(左から、迎律子、川渕千太郎、西見薫、深堀百合香)
佐世保で映画のロケをしていて、ディーン・フジオカがいたという情報が、ツイッターに出回っていた。
みんなが「何に出演するんだろ?」と考えていて、「坂道のアポロン」だと予想した人がいた。

そのうち公式発表があって、ジャニーズの知念侑李主演の映画らしい。
ディーン・フジオカは、ジャズトランペットを吹く桂木淳一という役だって。
そういえは、去年のディーン様のインスタグラムに、トランペットを練習している写真を投稿していた。
彼は、よくインスタやツイッターで、まだ明かせない仕事のヒントを教えてくれることがある。
皆はあれこれ想像して、ツイッター等で情報が飛び交う。
まるで判じ物みたいだ。でもこれは、彼のファンサービスだと思う。
昨日、ローズエコー(老人コーラスの会

)に行く前に、TSUTAYAに寄って、「
坂道のアポロン」のマンガを早速探す。
「
ダメな私に恋してください」は、ドラマを見てから
マンガを借りた。
来年公開の「鋼の錬金術師」は、ディーン様演ずるマスタング大佐を知りたくて、マンガを借りたけど苦手なSF物なので5冊を読んでギブアップ。
2007年~2012年小玉ユキ作、月刊「フラワーズ」で連載されていた「坂道のアポロン」9冊+ボーナストラックで見つかった。
10冊860円だって!バッチリやわ。
マンガを全巻買う「大人買い」は出来ないけど、「大人借り」は出来る。そして、一気読みができる。
1巻目を読んでみたら、1966年佐世保の高校に、横須賀から薫君が転校してきた所から始まった。
なかなか深い話で、最近本が読めないことを嘆いているねこ吉だけど、すっかりハマってしまった。
今日は、作った眼鏡を取りに三宮にいったが、3巻目をバッグに入れて行った。
家に帰ってからも夕飯の支度まで読んでいた。
6巻目まで読了。
これが、ディーン様が演じる桂木淳一。
最近のディーン様のヘアスタイルはこんな感じ。
ちょっと物憂げだね。

読み進むにしたがって、だんだん切なくなってくる。
学生運動に身を投じていく桂木淳一。
1966年東京の大学生といえば、そんな感じだったなぁ。
ねこ吉の頭の中では、桂木淳一はすでにディーン様に変換されている。
さすがに大学生の役は無理なので、多分設定が変わるだろうけど・・・。
残り4巻、枕元に置いている。
ねこ吉は冷めた性格なので、何かに無理矢理ハマって「
面白くなき世を面白く」して生きているんだ。
しかし、ハマり物が終わったときのギャップ、虚しさがまた辛い。

読み終えてしまうのが残念。しかし結末が・・・。
BBAのねこ吉は、夢中になりながら老化に歯止めをかけて、来年の映画公開まで元気に生きて行かなければなりません。
5月29日、0時16分9巻を読み終えた。
出生の秘密、家庭の複雑さ、生まれたくて生まれたわけじゃない。生まれてくる子は親を選べない。
本人には何の責任も無いのに、どうにも解決できない物を抱えた人たち。
どうなっていくのかハラハラしたけど、いい形で終わった。(ネタバレになるから詳しく書かないけど)
BBAが久しぶりにマンガを読んで、イタく感動。涙出た。カッスカスなのに、涙が残ってたんだね。
しかし、小説やマンガだからハッピーエンドなんだ。
現実は甘くない。人生一難去ったら、また一難だよ。努力だけで乗り越えられない物がある。
判っていても、この作品にはグイグイ引っ張りこまれた。さすが小学館漫画賞を取った作品だわ。
このマンガに出会わせてくれたディーン様に感謝。
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