思わぬところに藤棚があった。

藤棚のすぐ下には、看板が・・・。
パスタ屋さんです。
「faber(ファーベル)」です。
十二間道路の交差点の角にあります。
藤の咲いている時期限定かもしれないけど、藤棚の下にテーブルと椅子が置いてある。
ここで食事やお茶が出来るのかな・・・。
ここのパスタ屋さんには一度食べに来たことがある。
親子三人ランチ難民になって、雨の中やっとたどり着いた店だった。
何時の間に藤棚なんて作っていたんだろう・・・。
平等院に藤を見に行ったのは随分前のこと・・・。
花房が長くて、見事な藤だった。
藤の花房といえば、思い出話を一つ・・・。
確か中3のときだった。我が尊敬するM先生に正岡子規の短歌を習った。
「瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり」
多分教科書には、この短歌が載っていたんではないかと思う。
M先生は、教科書以外のことも一杯教えてくださった。
正岡子規が作った他の藤の歌も、何首か黒板に書いてくださった。
「瓶にさす 藤の花房 花垂れて 病の牀に 春暮れんとす」
他に書いてもらった歌は全く覚えていない。
ねこ吉は、「藤の花房 花垂れて・・・。」のところを「藤の花房 鼻垂れて・・・。」と
勝手に漢字変換してしまい、「鼻垂れるだって・・・・。汚いなぁ。」
と思い、
ニタニタ笑う始末で、文学鑑賞も何もあったもんじゃない。
ねこ吉がこんなことを授業中考えていたなんて判ったら、M先生もさぞ嘆かれるだろう・・・。
思い出をもう一つ。
藤の花といえば、藤棚。
藤棚といえば、安達明の「女学生」
ねこ吉は「女学生の友」という雑誌を買っていたなぁ・・・。
You Tubeで検索。
「われら劣等生」という映画の映像を見ながら「女学生」を聞いている。
何と、あの田村正和が高校生役で出ている。若っ!
そして、ねこ吉は十二間道路の交差点を、
「薄紫の~藤棚の~下で歌ったアベマリア~」
と口ずさみながら渡っていく。


藤棚のすぐ下には、看板が・・・。

「faber(ファーベル)」です。
十二間道路の交差点の角にあります。
藤の咲いている時期限定かもしれないけど、藤棚の下にテーブルと椅子が置いてある。
ここで食事やお茶が出来るのかな・・・。

ここのパスタ屋さんには一度食べに来たことがある。
親子三人ランチ難民になって、雨の中やっとたどり着いた店だった。
何時の間に藤棚なんて作っていたんだろう・・・。
平等院に藤を見に行ったのは随分前のこと・・・。
花房が長くて、見事な藤だった。

藤の花房といえば、思い出話を一つ・・・。
確か中3のときだった。我が尊敬するM先生に正岡子規の短歌を習った。
「瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり」
多分教科書には、この短歌が載っていたんではないかと思う。
M先生は、教科書以外のことも一杯教えてくださった。
正岡子規が作った他の藤の歌も、何首か黒板に書いてくださった。
「瓶にさす 藤の花房 花垂れて 病の牀に 春暮れんとす」
他に書いてもらった歌は全く覚えていない。

ねこ吉は、「藤の花房 花垂れて・・・。」のところを「藤の花房 鼻垂れて・・・。」と
勝手に漢字変換してしまい、「鼻垂れるだって・・・・。汚いなぁ。」

ニタニタ笑う始末で、文学鑑賞も何もあったもんじゃない。

思い出をもう一つ。
藤の花といえば、藤棚。
藤棚といえば、安達明の「女学生」
ねこ吉は「女学生の友」という雑誌を買っていたなぁ・・・。
You Tubeで検索。
「われら劣等生」という映画の映像を見ながら「女学生」を聞いている。
何と、あの田村正和が高校生役で出ている。若っ!

そして、ねこ吉は十二間道路の交差点を、

