(上段右側、長髪黒髪の男性がエーベルバッハ少佐、左側金髪長髪がエロイカ。)
3月9日、「浦沢直樹の漫勉neo 青池保子」を録画していた。
何度も見直している。
青池保子さんの顔をこんなにマジマジと見たのは初めてです。
にこやかなお婆さん?
この人が、「エロイカより愛をこめて」を、長年書いてきたなんて信じられない。
この番組を教えてくれたのは娘。
3月6日、ロシアのウクライナ軍事侵攻にウンザリしていたので、
「エーベルバッハ少佐がいたら、ウクライナは何とかなったかな?」と娘にLINEした。
エーベルバッハ少佐とは、「エロイカより愛をこめて」に出てくるNATOの情報将校である。
「少佐がいたら、ロシアの侵攻を事前に食い止めていたかも。」と返ってきた。
本当にNATOの不甲斐なさ・・・。
何とかしろよ。
「エロイカより愛をこめて」は、全39巻ある長編マンガ。
まだ、未完である。
1976年から始まったマンガだから、当時はソビエトだった。
世界情勢がいろいろ変わって、暫くマンガが中断されたこともあった。
娘は全巻ではないけど、かなりの冊数を持っていて、今もベッドの下にある。
家族全員が読んでいた。
皆、エーベルバッハ少佐のファン。
食卓にジャガイモのフライを出すと、「エーベルバッハ少佐の好物だよね。」などと言い合い・・・。
家族で「エロイカより愛をこめて」を共有していた。
楽しかったなぁ、あの頃。
「帰れ、帰れ、もう一度
忘れられぬあの日よ。」→「山のロザリア」の歌の1節を思い出した。
エーベルバッハ少佐と敵対している人物、「仔熊のミーシャ」はソビエトKGBのスパイ。
上の写真の右側のハゲです。
以前、ブログに貼ったリンクを見たら、このページが出た。サイトがリニューアルされていた。
今、ニュースでKGB(ケージービー)と報道されているけど、我が家では、少佐がKGB(カーゲーベー)と言っていたので、カーゲーベーと言っている。
また、娘は2006年3月、ウィーンに1人旅に行ったとき、「エーベルバッハ少佐がこよなく愛すルフトハンザに乗るんだぁ。」と言って出かけて行った。
ねこ吉に「是非、機内食の写真を撮って来て」と言われて、写真を撮るのが恥ずかしかったと言っていた。
ハンバーグとジャガイモのフライが出るのかと思ったら、お寿司や蕎麦も出たらしい。
さて、長々と書いてきたけど、
「エロイカより愛をこめて」の続編は?と番組で問われた青池先生は、
「今の世界情勢では、少佐を絡ませるのは難しい」
「でもまあ、楽しく描けるようなネタがあれば」
「あの人たち好きですから、やっぱり」
と答えていた。
青池保子さんは、73歳。今も「ケルン市警オド」(読んでない、いや、読めない。)を連載されています。
お年のせいで多少筆致は変わったけど、先生のユーモア好きです。
お身体に気を付けて、いつかエーベルバッハ少佐の話を書いてください。
追記
「イブの息子たち」の話は、またいつか書きます。
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薔薇が泣く時。
鮮明に覚えていますよ。
エロイカは、貸し本屋で読んでましたが無くなったので。
ねこ吉は、青池保子を知ったのは「イブの息子たち」からだったので、デビュー作を知りませんでした。
教えて頂き有難うございました。
私も青池さんの回、見ました!エロイカも全巻持ってます!少佐とAくんBくんの絡みや執事さんも大好きです。
青池さんを拝見したの初めてだったので、私も驚きましたー。
穏やかそうな方でしたね。
「エロイカより愛をこめて」全巻お持ちなんですね。素晴らしい!
青池保子さんが、あまりにも穏やかそうで驚きました。
エロイカの方は、筋をほとんど忘れてしまってもう一度読む気力もありません。
「イブの息子たち」を引きずり出してきて、今読みかけています。