6月6日に「横尾忠則 寒山百得展」を見に行ったときに、9月14日から「レクイエム 猫と肖像と一人の画家」が開催されることを知った。
あっという間に3か月が過ぎ、展覧会が始まった。
あまりに暑い日々が続き、一人で出かけて行く勇気が出ず・・・。
ふと、娘のLINEに「展覧会に行きたいと思っている。」と言うと、「私も行こうかなぁ。」と言う。
「じゃあ、一緒に行ってよ。」と言ったら、「16日がいい。」と返事が来た。
当日、駅のホームで待ち合わせたが、ゲンナリした娘がやって来た。
朝からカンカン照りで暑いのだ。10月になってからにすればよかったね。
灘駅に着いて、美術館まで坂道を歩く気力がない。タクシーに乗った。
先に、いつものパンダカフェでランチを食べて・・・。
入館してすぐ、「タマ、帰っておいで」の冒頭に載っている文。
本当に素敵な文章です。
本を読んだので、見たことのある絵もあった。
ねこ吉が育った家には、ずっと猫がいたので「猫ってこんな表情をするよなぁ。」と昔を思い出した。
横尾さんに抱かれて、幸せそうなタマ。
散った桜の花びらの上を歩くタマも可愛いです。
猫の事を書いている人のブログや、X(旧Twitter)を読んでいると、亡くなった猫は毛皮を着替えて、また飼い主の元にやって来るとか・・・。
現在88歳の横尾忠則さんは、病気をしてもまだまだ意気盛ん。
玄関に祭壇も作ったというから、タマ、いつでも帰れるよ。今度はどんな毛皮を着て帰りますか?
お気に入りの「キュミラズム・トゥ・アオタニ」にも入って美術館を出た。
帰りは阪急電車「王子公園」から電車に乗った。
「お母さん、今阪急電車とトムとジェリーがコラボしてるグッズが買いたいねん。何処で買ったらいいやろ?」と言うと、
「西宮ガーデンズに行ったら?」
「ついていってくれる?」「いいよォ。」
ということで岡本で降りずに、西宮北口まで・・・。
続きはまたね。