(首地蔵さんに行く途中に咲いていた。冬のバラ、何か健気でいいなぁ。)
長い間、何も売れなかったメルカリで、随分前に出品していた漫画が売れた。
ファミリーマートでBOXを買って、その場で梱包して送った。
さあ、予約した本が来ているので図書館に行こうトートバッグを肩にかけた。
「ん?」
家を出るとき、「随分重いマンガだなぁ。」と思ってたんだけど、漫画を出した後もまだ重い。
「何故に?」
何と、トートバッグの底に4分の1に切ったキャベツが入っていた。
思わず笑ってしまった。
昨日、ダイエーで結構たくさん買い物をして、マイバックも満タン。
入らない分をトートバッグに入れて、ヒモを肩に食い込ませて重さにヒーヒー言いながら帰ってきた。
買った物を冷蔵庫に入れたり、それぞれの場所に片づけた。
夕食に、「命のスープ」を作ろうとして、人参、玉ねぎ、かぼちゃ、キャベツを200gずつ秤で量ろうとしたら、買ってきたはずのキャベツが無かった。
確かにスーパーで4分の1のキャベツを手に取った覚えがある。
何か狐につままれたみたい。
買ったはずなのに、何処にもない。
結局、「命のスープ」を作るのはやめて、人参のスープに変更。
「買ったつもりで買わなかったんだ。」と思い込むことにした。
翌日、メルカリを出しに来て見つかるなんて・・・。
トートバッグをよく見なかったんだ。
自分の馬鹿さ加減に笑ってしまった。
しかし、キャベツを家に置きに戻るのは面倒臭い。
かといって、キャベツを持って図書館に行くのは重たい。
昨日、キャベツが無いと騒ぎまくったので、たぬ吉に電話した。
「昨日探してたキャベツ、トートバッグに入ってたわ。」
「アッホ~!」と言われた。
いつもの言い方だわ。
まぁ、お互いボケまくった夫婦なので、たぬ吉も強く非難はできない。
ファミリーマートを出て、まっすぐ西へ・・・。
キャベツを持ったまま、首地蔵さんへ向かう。
ねこ吉の頭は日々ヤバくなっている。
首地蔵さんにお参りして、アルツハイマーへのブレーキを踏まないといけません。
いつもに増して、「ボケ封じ」その他諸々をキャベツと共にお願いして、キャベツと共に図書館に行き、キャベツと共にスーパーに行って買い物をして帰ってきた。嗚呼!