ロッキーマウンテンのマシュマロが買えなくなって、もうどんなマシュマロでもいいので美味しいクッキーが焼ければいいと思っているこの頃。
水曜日に洋裁に行った帰り、芦屋大丸に寄った。
その中の輸入食料品店に、明治屋のコーヒー味のマシュマロが売っていた。(紅茶味もあったけど。)
ダメ元で1袋買ってきた。
大き目だったので、スライスして焼いた。大きくお饅頭みたいに膨らんでいた。
そして、焼き上がったクッキーをキッチンのテーブルの上で冷ましていた。
テレビを見ていたら、ブツブツ、パチパチという音が聞こえてくる。
耳の悪いねこ吉にも聞こえる。
何の音だろう?
何処から音が出ているかを探す。
何と!焼き上がったクッキーが、ブツブツ、パチパチいっている。クッキーがしゃべってる?
今まで焼いたマシュマロクッキーは、どれもそんな音はしなかった。
収縮している過程で出る音なんだろうか・・・。
味は、ちょっとコーヒーの香りがしてサクサクで香ばしい。
かっぱえびせん状態になる。ヤバいわ。
遠い昔のことを思い出した。
娘が2,3歳の頃、表参道にあった「クレヨンハウス」に連れて行った。
当時、落合恵子さんが主宰している子供の本の専門店だった。
確かカフェも併設されていて、ねこ吉には、凄くお洒落な本屋さんに思えた。
毎月、クレヨンハウスが推薦する本を送って来てくれる絵本の定期便があったので申し込んだ。
「おしゃべりなたまごやき」が送られてきた。
ちょっと詳しい話を忘れてしまったんだけど、王様が目玉焼きを食べようとしたら、王様が秘密にしていることをとろりと黄身が溶けだした目玉焼きがしゃべりだす。というような話だった気がする。
マシュマロクッキーが、ねこ吉が秘密にしていることをしゃべりだしたら怖いな。