今回掲載は、先日、浅草で観た大道芸の写真。
初めて観る、若手の芸人さんである。
白塗りの顔面に赤い鼻。
娯楽性よりも芸術性の強い本格的なパントマイム。
本格的パントマイムが好きな人には楽しめるかもしれないが、万人受けする芸風ではなささうである。
技術的に優れてゐるといふわけでもなささうである。
「つかみ」の芸でそこそこ客を集めるものの、最後まで観させるといふ力はそんなにないやうである。
しかし、この芸人さんそのものが持つ雰囲気がとてもよいと感じられた。
だから、今後、芸を磨いていけば、大人気とはいかないまでも、いい芸人さんに成長していくのではなからうか。
その芸人さんは、ウェルカム星矢さん。
若手ながら既にクラウン(道化師)および風船芸の芸人として活動実績のある芸人さんである。
本格的パントマイムを大道芸で披露するのは、この日が初めてださうである。
以前掲載のNaoshiさん(当ブログ「浅草2014年4月29日」(2014.5.11)で掲載)同様、今後の成長が期待される若手パントマイム芸人である。
(奇しくも二人はパントマイムサークル「舞夢踏」の出身である)
(2014年7月12日、台東区浅草、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO100,絞り優先オートf4,露出補正+0.3)