写真を撮るとき、被写体が光源を背にしてゐる状態を逆光線といふ。
逆光線のもとでは、露出補正をするかフラツシユを焚かないと、被写体が黒くつぶれて写つてしまふ。
被写体が黒く写つた状態がいい雰囲気をかもしだしてゐなければ、その写真は失敗作といふことになる。
この写真は逆光線下で茶トラ猫を撮つたものである。
使用したカメラは安価なコンパクトカメラなので、露出補正はできない。しかし、敢へてフラツシユを焚かずに撮つた。
この写真が成功作か失敗作かは、見る人の判断に委ねたい。
余談であるが、「逆光線」(阿久悠作詞、Char作曲・歌、佐藤準編曲:1977年)といふ歌がある。
(2008年12月20日、台東区谷中、富士フイルムFinePixA800)
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