銀座といへば、かつては柳の名所であつた。
昭和初期の流行歌で銀座を歌つたものには、「銀座の柳」(西條八十作詞、中山晋平作曲、四家文子唄:1932年)をはじめ、「柳」といふ言葉が使はれてゐた。「柳」が出てこない歌は「東京ブルース」(西條八十作詞、服部良一作編曲、淡谷のり子唄:1939年)他例は極めて少ない。
昭和43年に銀座の柳はほとんどが伐採され、柳の名所ではなくなつた。
しかし、現在、西銀座のメインストリートである外堀通りの街路樹として柳が復活してゐる。
写真は、当ブログ「真顔で迫る」(2007.11.13)「追ひかけてヨコハマ」(2008.5.8)で掲載したパントマイム芸人・加納真実さん。銀座の柳の下でのパフオーマンス。
(2008年5月、中央区銀座、富士フイルムFinePixA800)
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