前回の新築物件の近くに、黒白猫が寝転がつてゐた。
（2008年５月、中央区日本橋小網町、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン70～210㎜Ｆ4～5.6）
賃貸の集合住宅に住んでゐる方々は、日夜郵便受けに入れられるチラシに辟易してゐるのではないだらうか。私またたびもさうである。
そのチラシは、不動産屋のものが多い。
不動産屋で思ひ出したが、分譲マンシヨンの営業電話がかかつてきたことがある。その電話営業担当者（女性）は賃貸住宅に住むことは「家賃をドブに捨ててゐるやうなもの」と言つてゐた。この発言は賃貸住宅の住人を侮辱する言葉ではないだらうか。こんなことを言ふ奴からは絶対に買つてやるもんかといふ気になる。
私は不動産チラシを見ないで捨ててゐるので、住んでゐる界隈の新築物件の相場はいくらかわからない。しかし、東京都中央区の新築物件ならかなりの額だらうと想像がつく。
写真の物件は、中央区、新築発泡スチロール造二階建て。住人は猫。猫の負担はなし。
（2008年５月、中央区日本橋小網町、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン70～210㎜Ｆ4～5.6）←猫写真ブログ検索およびランキングサイトへの入口です。クリツクするとこのブログのランキングも上昇します。
石造りの花壇の縁に段ボールが敷いてある。
人が座るために敷かれたものか、猫のために敷かれたものかはわからない。
猫にとつては石の上に直接寝転がるより心地よいのだらう。
（2008年６月、台東区上野公園、富士フイルムFinePixA800）
私が見たとき、前回の三毛はボールをくはへて歩いてゐた。
三毛は近づいてくる私に気づくと、ボールをはなしてこちらを凝視した。その目は警戒の目である。
私はこれ以上近づくのをやめ、しやがんで猫の写真を撮つた（それが前回の写真）。
３～５分くらいであらうか、三毛は警戒の目で私を凝視しつづけた。そして私がこれ以上近づいてこないことを悟つたのか、安心してボール遊びを始めた。
（2008年４月、文京区小石川、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン70～210㎜Ｆ4～5.6）←猫写真ブログ検索およびランキングサイトへの入口です。クリツクするとこのブログのランキングも上昇します。
文京区に伝通院といふ寺がある。徳川家康の母於大の方をはじめ、将軍家ゆかりの女性・幼児の墓がある寺である。
私が訪れたとき、千姫（二代将軍秀忠長女、豊臣秀頼および本多忠刻正室）の墓前には熊のぬいぐるみが供へられてゐた。
この伝通院界隈は、かつて表町といふ町名であつた。
そんな表町の路地裏にて、三毛猫に出会つた。
（2008年４月、文京区小石川、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン70～210㎜Ｆ4～5.6）
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