先日、荻窪に行く機会があって、初めて丸信さんにお邪魔しました。
ラーメン激戦区で長いことやっているお店は、どんなだろうと以前から興味があったのです。
食レポなんて大それたことは、僕には出来はしませんが、
ラーメンも大好きなので、それなりにお店の雰囲気とか、感想などを記しておくのも
自分が忘れないためにもいいかな、と思い、こんなカテゴリーを作って、
不定期に載せていこうと思います。当然、僕の行く地域は限られているので、
限られたお店しか報告できませんが、何かの参考になれば幸いです。
前置きは、このくらいにして、今回のお店を紹介しますね。
今回のお店は、荻窪駅北口から徒歩7分くらいかな、丸信さんです。
場所は、ここ↓です。
荻窪駅北口の前を通る大通りは、青梅街道です。お店は、この青梅街道沿いで、杉並公会堂のほぼ隣です。
メニューは、こんな↓感じです。
今どき、ラーメンが670円は安いかもですね。
それに対して、餃子が580円は、ちと高いような気もする。
朝11時の開店ですが、11時5分くらいにシャッターが開き、あっと言う間に満席です。
カウンター6席、4人掛けテーブルが3つくらいで、18席くらいです。
店内は明るくて、おかみさんと女性の従業員の方があと2名で、厨房にはマスターという体制。
注文取りも嫌味なところがなく、客あしらいも上々。
お客さんも家族連れあり、カップルあり、僕みたいな一匹狼のお客さんありで、実に様々。
雰囲気とてもいいですね。店内もテーブル上も清潔。女性ひとりでも大丈夫。
最近よくある、威勢よく注文を復唱したり、連呼したりするおっかない店員さんはいないです。
今回は、チャシューメンの普通盛りを、味玉をつけて、そして餃子も1皿注文しました。
注文してから待つこと10分くらいかな、まず、チャシューメンがきました!
大ぶりなチャシューが4枚、どんぶりの表面をほぼ覆っています。
比較して、海苔は小さ目。
さて、まず、スープを頂きます。
最初に来るのは、魚のダシの味。煮干しかな?そして醤油の味。
子供の頃、近所の食堂とかで食べたラーメンのつゆの味に似ています。
永福町の大勝軒行ったことのある人なら、わかるかな、あの味からゆず胡椒を引いた感じ。
なんとなく昔懐かしい。しかも、味はしっかり濃いめ。
麺をひと口すすってみます。麺は中太くらいかな、細くはないですね。
ゆで具合もちょうどよく、ほどよく濃い味のスープがからむころあいです。
麺の量もけっこうあります。大盛りにしなくてよかった。
ここで、餃子が到着!
餃子1皿は6個で、580円。これなら、標準的な価格だと思います。
餃子をたれにつけて、頂きます。中がアツアツで火傷しないように慎重に半分をかみ切ってみます。
「あれっ!!」火傷するほどは、中が熱くない。かといって、生焼けというわけでもない。
ちょうど快適に食べられる温度設定。これを意識してやっているとすると、このマスター、相当な手練れと見ました。
餃子の中身って、にんにく臭すぎたり、やたらスパイシーだったりすることありますよね。
でも、この餃子、昔ながらなんだけど、これも素晴らしくバランスが取れていて、
餃子というのは、こんなにうまかったっけ?と再認識するほど旨かったです。
さて、チャシューメンに戻りましょう。
しばらく食べごたえのある麺を楽しんだあと、おもむろに、チャシューを1枚頂きます。
薄くスライスしてありますが、薄すぎない。スープの味が濃いので、チャシュー自体の味は
ごく薄味で、あっさりしています。
あとは、豪快に2枚いっぺんに食べるのもよし、じっくり1枚ずつ食べるのもいいですね。
麺とのコラボという手もあります。
それから最後に、大事にとっておいた味玉をいただきます。
中はとろ~り半熟ですが、味はしっかりついてました。僕としてはもう少し薄味でもよかったかな。
シナ竹は普通。
やはり、大盛りにしなくてよかったです。餃子6個だと独りでは多いですね。
だから、完食してお腹パンパン!!!
おいしかった!!!
東京ラーメンのひとつの完成形だと思います。
背脂ギトギト系もいいけど、こういうシナソバと呼びたくなるラーメンもいいですね。
荻窪のラーメン屋さんは、こういうスタイルが多いようです。
今度来たときには、ワンタンメン食べてみたいです。
第1日曜日はお休みだそうなので、気をつけてくださいね。