南仏紀行・・・エズの教会

エズの中腹にきれいな教会があります。
１８世紀の後半にイタリアの建築家によって建てられたバロックスタイルの教会です。
それにしてもやはり、この村の中心に教会があり、昔は人々の精神的支柱になっていたのだろうと思います。エズは、モナコにも近く、南フランスを統治していたサヴォア家（のちのイタリア王家）の支配下にありましたが、幾多の戦乱の末、１９１４年に最終的にフランスに帰属することになったようです。この山城のような村に篭り、幾多の攻防戦を戦い抜いてきた人々のことを思うと胸が熱くなります。でも、いまでは、すっかり観光名所ですが・・・

さーて、宿に帰るか。今夜はニースのオペラ座でコンサートだ！

南仏紀行・・・鷹ノ巣村・エズの頂上にて

防衛上の理由から、山の上にまるで鷹の巣のように生じた集落がフランスには多くあります。その中でおそらく一番有名なのが、ここエズではないでしょうか。エズを遠くから眺めた写真を撮りそびれたので、頂上からの眺めをどうぞ。
ここは、かのニーチェが、「ツァラトゥストラはかく語りき」の最後の部分の構想を練った場所でもあるそうです。ニーチェ好きな僕は、なんとなく運命感じちゃってます。
ニーチェも見たこの地中海の青さ・・・。僕は難しいことなんか全部どっかに吹っ飛んでしまいました。

南仏紀行・・・グラース市街からエズへ

グラースの中心部に車をとめました。日本にもよくある立体駐車場です。変なおじさんがいたので一階下の駐車場にとめなおして市内の散策。といっても、市内にはあまりめぼしいスポットがなさそうでした。そこで腹ごしらえ。道端の軽食屋で、本日のランチ（デジュネ・オ・ジュール）を注文しました。子羊のソテーと豆の煮物のつけあわせ。これは、かなり美味かった(^^)田舎の駅前の食堂の定食という感じで大満足でした。満腹になってから、駐車場にもどり車に乗り込んで、出場しようとするけれどもゲートが開かない！インターホンで係りの人にきくと、出口に行く前に、ちゃんと精算機で精算しておかないといけなかったらしい。後ろを見ると僕らの後ろに車の大渋滞が発生していました。みなさん、ごめんなさい。急いで精算して、あわてて出場しました。これでまたひとつ学習したぞー！写真は道すがらのブドウ畑です。
さて、鷹ノ巣村として有名なエズめざして出発！

南仏紀行・・・フラゴナール工場直売

さすがに工場直売です。ものすごい種類の香水、バスフォーム、石鹸の数々・・・。お金と重さが許せばいくらでも買ってこようという気になります。すごい人、人、人・・・。それに鼻が馬鹿になりそうなくらいの強い香水の香り・・・。
このあと、ガリマールの直営店へいきました。ガリマールでは香水の調合体験ができるのですが、時間が３時間くらいかかるとのことで断念しました。でも、そこのおばさんが、日本語が上手で、ほとんどフランス語を使わずに買い物ができました。日本語を２年くらい勉強してるといっていましたが、フランス語を２年やってもあれほど上手にはなれないかもしれません。感心しました。

南仏紀行・・・フラゴナール工場見学

グラースの香水メーカーであるフラゴナールの工場を見学しました。グラースには、フラゴナール、ガリマールなどの工場が集まっています。
アメリカ人の団体客にまじって、英語で説明を聞きました。ジャスミンの香水1リットル作るのに１トンものジャスミンが必要なんですって！
この大きな釜に花を入れて蒸留して濃縮していくのだそうです。