パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

冬季 南アルプス遠征 仙丈ケ岳編

2016年01月13日 | 
4日目は仙丈ケ岳にアタックです。

本日も天気はよさそうです。薄暗いうちに出発。

まずは樹林帯の急登をもくもくと登ります。


たまに甲斐駒が見えます。

延々と登り続けてやっと森林限界まで来ました。


あれが小仙丈ケ岳かな?


強風の中を歩き、小仙丈ケ岳に到着

そしてここから見えるのはモチロンこれです!


ドーンと仙丈ケ岳と小仙丈カール

写真では伝えきれない巨大さで圧倒されてしまいます。

やはり観たい景色は実際に自分の目で見るべきです!

しかし南アルプスの女王とはよく言ったものです。

王ではなく女王なんですよね。かなりのデカ女ですが。

さらに進みます。


中央アルプスがくっきり


連日気持ち悪いくらい晴天が続きます。しかし風は強いのです。


少しずつ近づく仙丈


風に飛ばされないように注意して登ります。


危険なところも少しはありますが全体的に登りやすい登山道でした。

ラッセルするところもありませんでした。


頂上近くはナイフリッジもあります。


頂上まであと少し


そして仙丈ケ岳登頂!


富士 北岳 間の岳 日本の高峰トップ3です。


昨日登った甲斐駒ケ岳、そして鋸岳。後ろには八ヶ岳


中央アルプスと御嶽山 さらに後方には北アルプス


大仙丈方面


カールの上部

冬の3000m峰からの展望をじっくり味わって下山開始。

小仙丈ケ岳に戻りもう一度絶景を!


北岳 

今回はずっと北岳と富士を見ながらの登高でした。

北岳はぜひ登ってみたいです。

そしてやっぱりコレ


見飽きない!

本日も大満足でテン場に戻りました。

ここでずっと我慢していた生ビールをぐいっ!

あとは明日下山するだけで。

5日目

テントを撤収してあの長い長い道を下りました。

戸台駐車場まで下りて仙流荘にお迎えをお願いしようとしましたが電波が入らない!

仕方なくとぼとぼと歩いていると、後ろから来た車が止まって乗せてくれるというではないですか!

運転しているのは同じテン場に泊まっていたおじさんでした。

非常にありがたいし、何よりその親切心が嬉しいではないですか!

ワタシならこんな怪しいヒゲ野郎絶対に載せない!

ありがとう!名前も知らぬ山の人。

仙流荘で下してもらいここでまた1泊。

1人でゆっくり酔っぱらいました。

この時間がイチバン幸福なのかもしれません。風呂も入れるしね。

普段見ないTVも見ちゃいます。

電波と電気って便利だ。


6日目

博多に帰らなくてはなりません。

帰りながら思い返すと今回はかなり楽な条件でした。

吹雪いたりラッセルしたりが普通なハズであり、もしそうだったらかなりキツかったでしょう。

来年はもっと厳しい山行になるかもしれませんね。

まあ毎年吹雪食らってますので、たまには楽なのもいいでしょう。


あと認めたくはありませんが、高所に弱い体質みたいです。

2800mあたりから急に息が上がりパフォーマンスが低下するんですよねえ。

2,600mぐらいまでは何ともないのですが。


むいていないからと諦める気もないので、心肺を鍛えるしかないでしょうねエ。


当面は夏の遠征に向け自転車で鍛えます。ランニングは足首を痛めたのでダメ!まだ完治してないのですよ。

この足首とも付き合っていくしかないですね。

今年こそ行けるか?大キレット!

来年の冬は?まだ決めてません。

塩見岳、北岳、西穂、権現岳~赤岳 などが候補ですがゆっくり悩んで決めましょう。

悩んでるくらいの頃が楽しいのですよ。


冬の遠征が終わると毎年さびしい気分になりますが2016年はNERDも活動再開しますし、つらい繁忙期を乗り越えればGWの四国遠征の予定もあります。

また、九州の雪山もこれからです。暖冬で降雪がないのが気がかりですが…。


というわけで、楽しいことを見つけながら、つらいことをごまかしながら、今年もやっていこうと思います。





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冬季 南アルプス遠征 甲斐駒ケ岳編

2016年01月12日 | 
今年の年末年始は南アルプス甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳です。

初の南アルプスでもあり、仙丈ケ岳は初の3000m超級の雪山です。さらに冬の2000m地点でのテン泊も初めてであり何かと不安ではありますが、やり遂げれば得るものも多いハズ!

何かをつかんで帰りたいものです。

初日は移動。

博多から長野の伊那市までJR。さらにバスを乗り継いで今日の宿である仙流荘に到着。

この仙流荘はとても良い宿でして従業員の方も親切で、ゆっくりとさせてもらえました。


さて次の日は標高約2000mの幕営地・北沢峠へと駒を進めます。

登山口になる戸台駐車場までは仙流荘の方が車で送ってくれて助かりました。

まずは長ーい河原歩き。


甲斐駒を観ながら3時間歩きます。


その後樹林帯へ入り八丁坂の急登が始まります。

ここからも約3時間。

登りになると、さすがにテント泊の重荷がこたえます。


そしてやっと着いた北沢峠。

しんどかった…。

遠征前は歩荷訓練もしておくべきでした。


マイホーム設営。冬用の外張りを手に入れました。シュラフも厳冬期用を購入。痛い出費ですがこれでどこでも泊まれます。

2日目はここまで。


そして3日目。いよいよ山頂アタック!


快晴。仙丈が見えますが、まずは甲斐駒です。

一度樹林帯に入り高度を上げてゆくとやがて仙水峠に出ます。


ここからは摩利支天と目指す甲斐駒が見え気分も高揚。

さらに駒津峰に向かい尾根を登っていくとどんどん展望が開けます。


鳳凰山が見えてきました。


甲斐駒も近づき


北岳も見えてきました。

この辺りは時折猛烈な突風が吹き、怖かったです。

暖冬で雪が少ないのでアイゼンとピッケルで踏ん張れないところが多く、あきらめて下山する人もいました。

風の止んだすきを突きながらさらに高度を上げます。


鳳凰山の向こうに富士山が現れました。

そしてようやく駒津峰に到着。

烈風でたびたび足を止められたので思ったより時間がかかりました。

そして烈風の駒津峰より見えるのは…


甲斐駒ヶ岳の全容!

ピラミダルですな!


鋸岳も見えます。

さあ、いよいよ頂上を目指します。

直登コースで登りますが


雪が少なくアイゼンを効かすことができないところがほとんどで苦労します。


どんどん大きくなる甲斐駒


つかれたら、この絶景を観て士気を高めます。


仙丈もよく見えました。


さらに岩稜をよじって…


ついに甲斐駒ケ岳登頂!

このころには風もかなり治まってきており、ゆっくりと山頂からの景色を楽しめました。


鳳凰山と富士


北岳


遠くには八ヶ岳も。1年前あそこにいたのですな。 今年は雪すくないですなあ。


そして明日登る仙丈ヶ岳。バックには中央アルプス。夏に訪れたのを思い出します。

頂上を満喫して下山開始。

下山は巻道で降りました。


雪崩の危険性があるといわれる巻道ですが、雪ないです。

絶景を観おさめながら下りました。





無事北沢峠まで帰り着き一安心。

雪が少ないのは残念でしたが、天気も良く、神々しい甲斐駒のお姿も拝めて満足であります。


仙丈ケ岳編につづく。













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元越山

2016年01月05日 | 
12月の中旬に元越山に行ってきました。

展望が良いことで知られる大分県は佐伯の名山で一度行ってみたいと思っていました。

福岡からだと割と遠いことと、大気汚染を懸念して今まで行かずじまいでしたが、最近はPM2.5の影響が少ないことと近くで幻の魚・アカメの展示があっていることもあり行ってみることにしました。

登山口の駐車場や休憩小屋、登山道の標識はよく整備されており地元の人たちに愛されている山なのだと感じました。


自然林の気持ち良い尾根を行きます。


しばらく登るとところどころ展望が開けます。

登山道は短いながらも、なかなか登りごたえのあるものでした。

そして山頂は大展望







噂通りの見晴らしで大満足。

下山後は登山口近くの海風館(シーフーカン)で食事。

あつめし丼というブリの琉球丼を頼んだのですがこれが非常に旨い!おすすめ。

近くに住みついているデカい野良ネコも人馴れして愛嬌が良かったです。


その後は道の駅やよいに行きます。

まずは番匠おさかな館でアカメを観ます。


アカメ!

釣りたい!

またこの道の駅には温泉もありまして登山の汗も流せるというお得なスポットでした。


いろいろと楽しめた一日でした。


さて、今年も行ってきました!年末年始の雪山遠征。

今回は南アルプスは甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳です。

天候にも恵まれ良い旅となりました。

そのうちアップします。



コメント (2)
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