天拝山を下山したら、今度は猫を探します。
公園に行く前に登山口近くにあるお寺周辺の猫に会いに行ってみましょう。
寺周辺は雰囲気のある猫が多かったです。
次は公園に。
公園ではちょうどご飯の配給時間でして、多くの猫が集まっておりました。
隻眼の貴婦人
食事を終えると皆様各々の家に帰るのでしょうか、1匹、また1匹と去っていきました。
よっ
さようなら
この後は二日市温泉で温まり、モールで映画を観て帰ったのでした。
山をあまり頑張らなければ満足度は低いですが、その分時間ができて1日ゆっくり遊べるのです。
これはこれで…アリですな!
糸島の猫
年が明けてはじめの休日。
山に行こうかとも思いましたが、乗鞍での敗戦後ですし、ラッセル地獄のダメージも抜け切れていないのでどうも気が向きません。
気分はボクサー。敗戦後の。
というわけで釣りに行くことに。
しかし最近の釣りは超絶不調!
山どころではない敗戦続きなのです。
とりあえずなんか釣らねばと、ワームやら、餌やらたんまりと買い込んで糸島の海に向かいます。
が、
何をしても全く反応なし!
ブラクリにキビナゴつけて穴釣りしても無反応…
がっかりしていると猫が現れました。
兄弟かな
そうだ猫釣ろう…
キビナゴで誘うとすぐにヒット。
この凛々しい猫
見た目とは裏腹にかなりトロイのです。
食うのがへたくそ
なのでこの後
気合の入ったこいつにすぐ取られます。
この茶色いのに何匹か与え、その間に白黒に何とか1匹食べさせる感じでした。
べしッ!
なんだかんだで仲はよさそうでした。
よし、猫釣りはこのくらいにして魚釣るぞ!と場所移動。
しかし到着した港は爆風!
心折れて断念。
山に続き釣りでも黒星…
でもここにも猫居ました。
ここの猫たちは地域猫らしく、近隣の人に世話してもらい不自由なく暮らしているようでした。
猫と会いに来たのです、今日は。
そういうことにしておきましょう。
日も落ちたので、温泉に入って帰りました。
それなりに楽しんだのですが…
こんな日もあるさ。
追記 はじめの場所で出てきた「凛々しい猫」と「食べるのがへたくそな猫」は別猫であることが判明しました。
3兄弟だったようです。
どちらもトロい猫でした。
乗鞍岳を下山し松本市に戻ったのは夕方。
名古屋辺りまで行くこともできましたが、疲れたのでここで宿をとることにします。
初日に泊まったアルピコホテルに泊まることができました。
しばらく暖かい部屋の柔らかなベッドでゆっくりした後に、少し松本の街を散策しました。
初日にうろついたあたりが夜になるとどうなるか見てやろうと思ったのです。
昼間は文化的で品のある街でしたが、夜になると品のない人々も多く出てきてます。
まあ、ある意味親近感のある街に変貌するわけです。
とはいえ、神社の辺りなどは変わらず落ち着いた雰囲気でした。
年始だからかライトアップされてます。
カエル
客の方、なんか俺に似とるな。
そしてライトアップされていると噂の松本城に行きました。
おお…
ア・バオ・ア・ク―みたい。
この後はホテルに帰ります。
そういえば晩飯を食べてなかった、何か食べていこう。
今日はちょっとぐらい贅沢してもいいでしょう。
何喰いたい?俺よ、と心の声に耳を傾けると答えが返ってきました。
ペヤング…ペヤングが食いてえ…!
ペヤングかよ…
ペヤング買って帰りました。あとポテチも。
山ごもりのあとに食べたくなるのは大体こんなもんです。
冬の塩見岳から降りてきたときは、無性に吉牛が食べたくて特急が来るまでのわずかな間に牛丼大盛(卵ぶっかけ)を掻っ込んだっけ。
また、八ヶ岳の山小屋のオーナーに聞いた話ですが、山小屋スタッフへのお土産はマクドが効果的だそうです。
美しくも厳しい雪山に身を置くと、ジャンクでファストで俗世くさいものが恋しくなるのですな。
ホテルに帰りペヤングを貪りながら、TVで正月特番を観ます。
毎年言ってますが、この時間がすごく贅沢なんです。
俗世に生き、山に焦がれる。
山に入り、また俗世に帰る。
ずっとこんな自分であれたらと思います。